「行けばなんとかなるでしょ」…そう思っていた時期が僕にもありました
2025年6月某日、万博に行ってきた筆者が実感したのは、
『予約仕様、行列、暑さ、すべてにおいて準備が勝敗を分ける』
という真実。
この記事では、実体験にもとづいて
出発前の準備から当日の動き、失敗談、持っていってよかったもの、攻略ポイントまでを「旅のしおり」形式でお届けします!
準備は1か月前からでも早くない。予約や予習などやることがたくさん

万博は広い・人が多い・予定が崩れやすいの三拍子。
パビリオンの予約や予習もしっかりとしておかないと、当日どこにも入ることができなかった…なんてことになるかもしれません。
だからこそ、実際に僕が体験をしおりにしてまとめてみました。
まずは当日までにチェックしておくことをまとめてみました
1週間前までにチェックしておくこと
- モバイルバッテリーは持っているか?
- 入場予約はしたか?(2~3週間前推奨)
- パビリオンの予約はしたか?
- お目当てのパビリオンは見つけたか?
- 決済方法は何にする?
大阪万博では受付や支払い、解説動画、予約などでとにかくスマホを使う場面が多いです。当日にモバイルバッテリーを入手するのは難しいので余裕をもって購入しておきましょう。僕みたいに前日に焦ってモバイルバッテリーを買いに行かないようにしましょう
また、予約の仕組みはかなり複雑になっていますので、余裕をもって調べておくことをお勧めします。
7日前予約抽選が取れないと、人気パビリオンに入るのは難しくなってくるので、7日前予約は必ず申し込んでおきましょう。
予約があるとスケジュールを立てやすくなるので、パビリオンに入るかどうかの判断基準にもなってきます。


前日までにチェックすること
- QRコードを印刷しておきましょう
- 地図を印刷しておきましょう
- 公式アプリのダウンロード
- 当日予約の仕組みを理解しておく
入場や予約などQRコードを見せる機会は多いです。公式でも事前に印刷しておくことが推奨されていますので印刷しておきましょう。
SDG’sの観点から現地での地図の配布はありません。スマホでも見れますがパビリオンの場所やトイレの場所など地図がないと困る場面は多いので印刷して持っておきましょう。
当日予約に期待してはいけませんが、朝一や特定のタイミングで予約枠が解放される時があります。予約の仕方や解放時間を事前にチェックしておきましょう。
持ち物チェックリスト
万博会場にはコンビニもありますが万博会場は非常に混雑しますし、当日手に入れることは大変です。
特にスマホ関連のアイテムはないと動きが大きく制限されてしまいますので必ず用意しておきましょう。
【これがないと楽しめない】スマホ関連アイテム

- 印刷したQRコード(チケット)
- スマホ
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
スマホがあれば入場はできますが、モバイルバッテリーと印刷チケットを用意しておくことで現地での行動がスムーズになります。行列ができているんで、もたもたしてると結構焦ってきます。スマートに受付をしたいところですね。
現金が使えないので決済方法を何にするかは考えておきましょう。自動販売機も現金は使えません。なんのバーコード決済を使うか決めておきましょう。ちなみに僕は楽天Payに10000円チャージしておきましたが支払いはすべてクレジットカードでした。
【待ち時間は大変】熱中症対策

- 帽子
- 日焼け止め
- 冷感グッズ(汗拭きシート、ネックリング)
- 凍らせたペットボトルorマイボトル
日差しがキツイので日焼け対策はしっかりしておきましょう。海が近く、風もあるので大屋根リングの下は結構涼しいです。ベンチもあるので疲れたら大屋根リングの下で休憩するのがオススメ。
行列に並んでる間に僕の首の後ろを日焼けしてしまったので、首の後ろまでしっかりと保護しておきたいところ。
自動販売機の値段は水が160円、ジュースが200円ぐらい。少し高めですが、アミューズメント施設ぐらいなので妥当な値段かと思います。
マイボトルをお持ちの場合は給水所もあります。列になっていますが、無料で水を補充できます。洗い場もあるので水で洗うこともできます。
【大人の身だしなみ】衛生・清潔

- ハンカチ
- ティッシュ
- 常備薬
- タオル
トイレの場所は多いのであまり並ばなくても入ることができました。紙タオルとかはなかったと思うのでハンカチは用意しておきましょう。
【空き時間も有効活用】待ち時間対策グッズ

- 読書用の本
- イヤホン(解説動画なんかもある)
- 携帯椅子
- おやつや軽食
パビリオンは1時間以上の待ち時間がほとんどです。待ち時間は体力を消耗するので時間つぶしの方法を考えておきましょう。
僕が入った日本館ではスマホで聞ける解説動画があったのでイヤホンがあってよかったです。
携帯椅子をもってきている人も多かったですね。
待ち時間に食事をするのもあり、食事は高めで相場の2倍程度と言われています。
食事も万博の魅力の一つ
1日の流れとリアル体験メモ
それでは僕がどんなスケジュールで1日を過ごしたのかを一緒に見ていきましょう。
僕が入れたパビリオンは5個ぐらいですが、予約を複数取れた人はもっとパビリオンを見て回ることができると思います。

【早起きして入場に備えよう】朝のスケジュール

6:00 起床(前日に早く寝ておく)
7:00 出発(コンビニ寄ってもいい)
7:30 電車に乗る(中央線は結構混みます)
8:30 現地到着(入場列に並びます)
朝一で行く場合には通勤時間と重なるので電車は激混みします。
久しぶりに満員電車に乗りました。
9時入場が有利なので、基本的には9時入場をオススメします。
前日は早めに寝て、早起き頑張りましょう。
【行列ができる前に並べ!!】午前のタイムスケジュール

9:30 入場(予約があっても9時には入場できない)
9:40 当日予約確認(入場後10分で予約可能)
10:00 イタリア館に並ぶ(すでに大行列、4時間待ち)
13:30 小規模パビリオン(10分ほどで入場可能)
14:00 昼食(レストランも行列)
入場後はテンションが上がっていろいろと写真撮影をしたいところですが、その間にも行列はできていくので人気パビリオンに入りたいなら、とにかく行列に並びましょう。写真はいつでも撮れます。
朝一で当日予約も1つは確保しておきたいところですね。ここで当日予約が取れないと、当日予約を取るのは難しいです。
現地で昼食を食べるとどこも行列で値段も高いです。
僕が行った「とんかつ乃ぐち」さんは高いですが、味は本物です。

【予約があれば効率的に動ける】午後のタイムスケジュール

15:30 コロンビア館(約40分待ち)
16:30 日本館(予約枠)
17:30 トルクメニスタン館(約30分待ち)
18:30 ふらふら歩きながら大屋根リングへ
予約がない場合でも、小規模パビリオンや大屋根リング、行列の短いパビリオンもあるので出来ることはいろいろとあります。
暑い時間帯なので、屋内でゆっくりと過ごすのもいいかもしれませんね。
【夜からの入場もオススメ】夜のタイムスケジュール

19:00 タイ館(約15分待ち。夜はねらい目)
20:00 大屋根リングで夜景(キレイです)
20:30 お土産屋(袋は高いのでエコバッグオススメ)
21:00 ドローンショーを見ながら帰宅
夜はパビリオンも入りやすくなりますし、夜景もキレイなのでオススメ。
夏場に行列に並ぶのは大変なので17時入場できる夜チケットで入場しても楽しめます。
夜なのでたまたま空いてただけかもしれませんが、北側は比較的すいてるのではないかと感じました。
夜はライトアップがキレイで大屋根リングを歩くだけでも気分が上がるので、無理せず楽しむのが吉。
【失敗を通して学ぶ】次に行くならこうする!
今回の万博参加でも十分楽しかったですし、6000円の価値はあったと思いますが、お目当てのパビリオンに入ることができず消化不良だった部分もあります。
やっぱり4時間イタリア館の行列に並んで入れなかったのが痛かった。
その分「とんかつ乃ぐち」のとんかつは口からレーザーが出て豚がダンスするぐらい美味しかったけどね。
もう1回行きたいと考えているので、改善点をまとめていきます。
次回に向けての改善点
- ガイドブックを買って、気になるパビリオンを抑えておく
- 事前予約を1〜2件は入れておく
- 8:30より前に入場列に並ぶ
- 人気館は朝イチor夜/捨てる勇気も必要
- 日焼け・熱中症対策は必要
- 椅子・水・バッテリーの三種の神器を忘れずに!
- パビリオンにこだわらず、建造物やオブジェを楽しむ
- 一人でも行きたい
- オススメは7月中旬
SNSで人気のパビリオンは入るのが難しかったりするので、ちょっとマイナーだけど良さそうなパビリオンを見つけておくのが良いですね。予約も取れるように争奪戦頑張ります。
8月以降は入場者数が右肩上がりで増えていくらしいのでオススメは暑くなり始めた7月中旬です。
そこで予定を組みますが、それでも満足できないなら秋ごろに一人で行こうかなと考えています。
最後に:自分だけの「しおり」を持って出かけよう!
万博は「1日じゃ足りない」けど、事前の準備で満足度が大きく変わるイベントです。
大変なことも多いけど、歩いた分だけ発見もある。
この記事が、あなたの旅のしおり作りのヒントになれば幸いです!
最後に万博関連で書いた記事を貼っておきますので一度読んでみてください
それでは、良い万博ライフを!🌏✨

コメント