介護職×ChatGPT|現場で使えるAI活用術と注意点まとめ

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ChatGPTで業務効率爆速UP

ごきげんよう、皆さん。
まるでSFの世界のような話ですが、いま「考えて答えるAI」が誰でも使える時代になりました。
そう、それが“生成AI”です。
介護の現場でもこの技術があれば、イベントのアイデア出しや報告書作成が驚くほどラクになります。
この記事では、私が毎日使っているChatGPTを通じて、どう業務を効率化しているかをご紹介します。
PCやスマホ、WordやExcelのように、今後の社会人として生成AIの活用は必須のスキルになっていくでしょう。ぜひ一度試してみてください。

ChatGPT活用事例

生成AIのことは知ってるし、使ってはいるけど実際に仕事でどう使えばいいかわからない。そんな人もいるでしょう。
まずは介護職員が生成AIをどう活用するのがおすすめか、現場での実例を交えて紹介します。

  • 介護職員向け|ChatGPTでイベントのアイデア出し
  • ChatGPTで報告書がラクに!介護現場での使い方
  • 悩みや困りごとはAIにも聞いてみよう

介護職員向け|ChatGPTでイベントのアイデア出し

僕がよく使っているのはイベントのアイデア出しです。
毎月何かしらのイベントを開催している施設は多いと思いますが、さすがにネタ切れすることもあるでしょう。
利用者を飽きさせないように日々考え続けるのが癖になって、休日も頭の中は仕事でいっぱい……そんな方も多いのではないでしょうか?

そんなときはChatGPTに相談してみましょう。季節ごとのイベントや企画、参考サイトなどを教えてくれます。
クイズ大会をする場合は問題を作ってくれるので、ノートとにらめっこして悩む必要もありません。
必要な道具や食材、タイムスケジュールも提案してくれるので、まずはChatGPTにベースを考えてもらい、自分のやりやすい形に調整していくのがオススメです。

ChatGPTで報告書がラクに!介護現場での使い方

介護職員の中には利用者様と関わるのは好きでも、報告書の文章作成が苦手という方も多い印象です。
介護の現場では医療系の専門用語も多く、指を「第○指」、手の甲を「手背」などと言い換える必要があり、ややこしいことも。
ChatGPTはそういった日常では使わない言葉への置き換えや、文章の言い回しを整えてくれます。

また、日々の出来事を記録しようとすると、会話調になってしまって報告書にふさわしくない文章になりがちですが、そういった文章もChatGPTに校正してもらうことで、質の高い報告書に仕上げることができます。

実際、とある大学教授が「ChatGPTの影響でここ1〜2年の学生の文章力が大幅に向上している」と話していました。文章に苦手意識のある方こそ、AIの力を借りてみましょう。

悩みや困りごとはAIにも聞いてみよう

介護の仕事では、認知症、転倒リスク、医療的な問題など、一人では対応が難しい問題に直面することがあります。
さらに入居者様の感情が絡むことで、より複雑な課題になることもあります。

同僚や上司と相談しても、どうしても似たような意見に偏る傾向があります。これは、人間が自分の経験に基づいて考えるからです。

ネットでの情報収集も可能な時代ではありますが、一つひとつの事例を探すのは時間がかかります。
そこでChatGPTに相談してみましょう。AIは情報を整理し、新たな視点からのヒントや事例を提示してくれます。困ったときの“もう一人の相談相手”として、頼ってみるのもアリです。

ChatGPTはログインしないと使えない?

ここまでChatGPTの便利さを紹介してきましたが、実は介護の現場で使うにはハードルもあります。

OpenAIが提供するChatGPTを使うには、個人情報を使って登録・ログインが必要です。職場のパソコンに個人情報を入力するのは避けたいところですよね。

そんなときにオススメなのが、ログイン不要で使える別の方法です。

Copilotを使えばログイン不要

多くの施設にインストールされているMicrosoft Edgeには、ChatGPTと同じエンジン(GPT-4)を使った「Copilot」が搭載されています。
つまり、Edgeが使えればCopilot=ChatGPTがそのまま使える、ということです。

Copilotが使えないときの対処法

  • Edgeのバージョンが古い → edge://settings/help で最新か確認
  • 管理者権限で制限されている → システム管理者に相談
  • 職場NGなら、自宅PCやスマホで下書きをして持ち込むのも一案

生成AIを仕事で使うときの注意点

便利な生成AIですが、使い方を間違えると大きなトラブルにつながる可能性も。以下の点には注意しましょう。

大きなトラブルに!?個人情報は入力しない

ChatGPTに報告書を丸投げするのはNGです。入力した内容はOpenAIのサーバーに送信されるため、個人情報を入力すると情報漏洩のリスクがあります。

「田中さん(仮名)」のように仮名を使って入力し、あとでWordの一括置換機能などで実名に直すと安全です。

ChatGPTで報告書を作るときの注意点|誤情報に気をつけて!

ChatGPTは非常に優秀なツールではありますが完璧ではありません。
AIが事実とは異なる内容を”もっともらしく”答えてしまう現象を「ハルシネーション」と呼びます。

たとえば、「大阪府の2024年の介護報酬改定内容を教えて」と聞いた際、
実際には存在しない改定内容を「〇〇円引き上げられました」と答えてしまうことがあります。

一見正しそうでも間違っている場合があるため、生成された文章は必ず自分で確認しましょう。
特に専門性の高い内容や数値は要注意です。

職場ルールを無視して無理に使わない

最近はコンプライアンスや情報セキュリティが厳しく、AIの使用を制限している職場もあります。
自分が注意していても、使っているだけで問題視される可能性があるため、無理な使用は控えましょう。

AIの導入が遅い職場は見切ってもいいかも

とはいえ、AIを全く導入しようとしない職場には少し注意が必要かもしれません。
これからの介護業界は人手不足がさらに深刻になります。
その中で、効率化のための技術を取り入れない姿勢は、職場環境としても将来が不安です。

職場が時代に対応していないと感じたら、自分のキャリアや働き方を見直すきっかけにしてもいいかもしれません。

まとめ:AIは賢く、そしてこっそり使え!

  • AIを使えばイベントも報告書も効率よく進められる
  • ただし、個人情報・誤情報・職場ルールには要注意
  • 使えない職場なら、自分の環境を変えるのも一つの選択肢
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この記事を書いた人

ごきげんよう!日々の生活をちょっとお得に、ちょっと楽しくすることを大切にしている抹茶ラテです。

節約:ムリなく、ムダなく。賢くお金を使う工夫や実践した節約術をメモ代わりに記録しています。
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