どーも、抹茶ラテです。
介護職員の悩みとして一番多くあるのが「給料が少ない」というものがあるかと思います。
国の方針を見ていてもなかなか給料が上がらないので、何とかしてほしいと感じている人も多いとは思いますが、現状福祉の業界というのは給料が上がりにくい職場が多いというのが現実でしょう。
もちろん、そんな中でも頑張って職員に還元しようとしている法人さんもありますし、うまく転職や出世をして平均以上にもらっている職員さんも中にはいてます。
僕も現在は月に30万以上はもらっているので、平均を見てもまぁもらっている方なのかなと感じています。
Xなんかを見ている「介護職は給料が低い」「国はもっと給料を上げろ!!」「法人はもっと職員に還元しろ!!」という怒りのポストをよく見かけます。
ただ僕が思うにXでそんなことを呟いていても1円にもならんわけですね。
僕はこう思います。
「他人に頼るな。自分で稼げ」
結局のところ国や法人が介護職員、つまりはあなた自身に対してどのように給料を払っていこうと考えているかというのはわからないんですよね。
なので、収入を上げたいと考えているのであれば、あなた自身が収入を上げるという目的に向かって行動していくしかないんです。
とはいっても、いきなり副業を始めようとしてもそう簡単には稼ぐことはできませんし、投資を始めるにしてもリスクがあるので何も勉強せずに新NISAを始めればいい手分けでもありません。
じゃあ、明日から収入を上げるにはどうすればよいのか?
それはポイ活を始めることです。
ポイ活は仕組みさえわかれば誰でもできますし、特に意識することなく生活していれば年間で数万円の差がついてきます。
この数万円は非課税っていうのがミソで、そのポイントを使ってちょっとリッチに仲の良い友人とアフタヌーンティーでも一緒に行けば、明日からの仕事も頑張れるようになります。
仕事を頑張っていることを職場に認めてもらえば給料を上がるきっかけにもなりますので、ポイ活でちょっとした幸福を味わうのは重要なことだと思います。
10年前と大きく変わったポイ活事情
ポイ活という言葉を聞いてどういう印象をお持ちでしょうか?
ひと昔前のポイ活の僕のイメージはこんな感じです。
10年前のポイ活の印象
- お店でつくポイントは1%未満で年間にたまっても数千ポイント
- 貯まるお店も少ない
- ポイントサイトでアンケートに答えるとポイントがもらえる
- 特定のサイトを経由したりするとポイントが上がる
- ポイントで交換できるのは商品で欲しいものがない
- とにかく面倒
これが僕のポイ活のイメージでした。
昔はTポイントカードとPontaが覇権を争っていましたが、その時代というのはポイントも貯めにくいですし、交換先も微妙なものが多かった記憶があります。
この時代の名残を引きづっているのリクルートカードかなーと思います。
リクルートカードは買い物に対して1,2%のポイント還元があり高水準です。
ただしリクルートカードが古いと感じるのはどうやって使うかといういわゆる出口戦略が微妙なところですね。
リクルートカードは他のクレジットカードが採用している、キャッシュバックというのはができず、dポイントやPontaに交換してから使わなければいけません。
普段からdポイントやpontaを使う人ならばいいのですが、全く使わない人にとっては意味のないポイントです。
一時期は「リクルートカード1強」と呼ばれていた時代もありましたので時代は変わったものですね。
経済圏という考えがポイ活を変えた
ではこの時代のポイ活と今のポイ活は何が違うのかというと経済圏という考え方ですね。
聞いたことがある人もいるかもしれませんが、「楽天経済圏」が生まれてからポイ活というもののハードルがぐっと下がりました。
楽天経済圏がどのように革命的だったのかをまとめてみます。
「楽天経済圏」が革命的だった理由とは?
- 買い物以外でも金融、旅行、サブスクなど様々なサービスでポイントが貯まる
- 公共料金でも貯まるため生活しているだけでポイントがたまるようになった
- 条件を達成することで1%以上の還元率を得ることができる
- 指定された店舗やサービスを意識的に利用することでポイントが貯まる
- ポイントが現金のように使える
楽天が上記のように積極的にポイント事業を拡大したことで、経済圏という考えが生まれ、普通に生活しているだけでポイントが貯まるようになり、お金と似たような形で使えるようになりました。
一時期は経済圏と言えば楽天が独占していましたが、最近は楽天に負けないようにと様々な企業がポイント事業で経済圏を作り上げています。
経済圏という仕組みを理解することで現金のように利用することができますので、自分がどの経済圏を利用するのが一番お得かは一度調べておきましょう。
〇〇経済圏の始め方
それでは経済圏の考え方について解説していこうと思います。
自分がいまどの経済圏にいて、どんなポイントを貯めればいいのかが分かれば、ポイ活を始めることができます。
自分の経済圏を知るうえで大切なこと
- 携帯電話のキャリアを選ぶ(重要)
- インターネット回線を選ぶ
- 銀行や証券会社を選ぶ
- クレジットカードを選ぶ
- 通販ショップを選ぶ
- 経済圏に入っているお店を調べる(重要)
以上のことが分かれば、自分がどの経済圏を利用すればいいのかがわかるでしょう。
ここで重要なのが「携帯電話のキャリア」と「自分がよく利用するお店がどこの経済圏に入っているのか?」の2つです。
携帯電話で家族割を利用している場合には携帯電話のキャリアを簡単に変えない人もいると思うので自分が使用しているキャリアを基準にポイ活を始めるのがいいと思います。
もう一つ重要なのが、自分が住んでいる地域でよく利用するお店はどこの経済圏に入っているのか?
例えばコンビニエンスストアのローソンをよく利用する人であれば、ローソンはpontaが使えるのでau経済圏になります。
イオン系列でよく買い物をよくする場合にはイオン経済圏がおススメということになります。
楽天市場でよく買い物をする人の場合には楽天経済圏が最も効率の良い経済圏になります。
携帯電話のキャリアを選ぶ
まず、最初に自分がどの携帯電話を使っているのかということから自分が利用する経済圏を考えるのがいいかと思います。
なぜなら、スマホでキャッシュレス決済が主流になったことによって大手の携帯電話会社は自分たちのポイント経済圏を展開してユーザーの囲い込みをしているからです。
docomo利用者が使える「dポイント経済圏」
ソフトバンク利用者が使える「paypay経済圏」
au利用者が使える「au経済圏」
楽天モバイル利用者が使える「楽天経済圏」
この4つが代表的な経済圏になります。
dポイント | paypay | au | 楽天 | |
---|---|---|---|---|
貯まるポイント | dポイント | PayPayポイント | ponta | 楽天ポイント |
携帯電話 | docomo | ソフトバンク、Yモバイル | au,UQ | 楽天モバイル |
クレジットカード | dカード | paypayカード | aupayカード | 楽天カード |
バーコード決済 | d払い | PayPay | auPay | 楽天Pay |
インターネット | docomo光 | ソフトバンクひかり | auひかり | 楽天ひかり |
ショッピング | dショッピング | YAHOOショッピング | auPAYマーケット | 楽天市場 |
銀行 | dスマートバンク | PayPay銀行 | auじぶん銀行 | 楽天銀行 |
証券会社 | (マネックス証券) | PayPay証券 | auカブコム証券 | 楽天証券 |
クレカ積立 | – | PayPayカード | auPAYカード | 楽天カード |
ふるさと納税 | dショッピング | さとふる | auPAYふるさと納税 | 楽天ふるさと納税 |
個人的評価 | × | △ | 〇 | ◎ |
各経済圏の特徴
docomo経済圏
docomo経済圏の特徴としてはdocomoユーザーが使いやすい経済圏ということです。携帯会社としてdocomoは根強い人気を誇っているので、家族で契約しているのはdocomoだという家庭も多いのではないかと思います。
そんなdocomoユーザーにおススメなのがdocomo経済圏です。
docomo経済圏の強みはポイントの還元率です。ステップアップボーナスで最大2.5%還元(2023年8月終了)。dショッピングでは5のつく日や10、20日などにポイントアップデーを開催しているため、dショッピングをよく利用する人にとってはポイントが貯まりやすくなっています。
しかし、docomoの弱い部分としては金融系サービスの部分です。クレカ積立が1.1%のマネックス証券の子会社が決まりましたが、現在はdポイント以外にもpontaポイントにも交換が可能ですので、あえてdocomo経済圏にする必要もありませんね。
ネットショッピングの回数が多い人にとってはポイントを貯めやすいかもしれませんがステップアップボーナスも2023年に終了してしまったので、いまいちメリットの少ない経済圏になります。
マネックス証券を子会社化したことで今後に期待もありますが、現時点では他の経済圏よりは使いづらい経済圏になります。
PayPay経済圏
PayPay経済圏の特徴としてはソフトバンクユーザーが使いやすい経済圏ということです。ソフトバンク以外でもYmobile!の人もPayPay経済圏を利用できるので、利用できるユーザー数は多いのではないかと思いますは
PayPay経済圏の強みはやはりバーコード決済のPayPayをポイ活の軸に利用できることでしょう。PayPayは他のバーコード決済よりも使える店舗数が多く、小さなお店でもPayPayだけは使えるというお店もよく見かけます。また、キャンペーンも頻繁に開催しており、そこに合わせて利用すると高還元を得ることができるのも魅力的です
PayPay経済圏の弱い部分としてはPayPay証券のクレカ積立の還元率が0.7%だということです。新NISAが開始してクレカ積立の法改正が注目を集める中で0.7%はちょっと低いですね。基準は1%なので、そこまでは頑張ってほしいですが、他の経済圏と比べると金融系が弱いのが気になりますね。
また、経済圏の軸であるバーコード決済ブームが終了し改悪が続いているのも気になるところ、それどころか最近はクレジットカードがタッチ決済やポイントの高還元で巻き返しを見せているので、前ほど優位性を保てていないのが気になりますね。
PayPayポイントは現金購入ではポイントが付かないので、pontaや楽天と比べるとポイントが貯めにくいのも気にあんります。
ソフトバンクユーザーやPayPayを日常的に利用している人にとってはおススメですが、そうでない人は無理にPayPay経済圏にする必要はないでしょう。
au経済圏
au経済圏の特徴としてはauユーザーが使いやすい経済圏ということです。auも3大携帯会社の一つとして利用している人は多いのではないでしょうか?
au経済圏の強みはpontaやクレカ積立など幅広いポイントの貯めやすさでしょう。pontaはリクルートが展開しているポイントサービスで現在ではローソンをはじめとするさまざまな店舗でポイントを貯めることができます。金融系もauカブコム証券は三菱UFJ銀行の系列なので使い勝手はよくauPAYカードでクレカ積立をすれば1%のポイント還元を受けることができます。
しかし、au経済圏の弱い部分としては高還元を受けようとすると、auを利用してゴールドカードを作らないといけないというところ。ゴールドカードは年会費もかかりますし、年会費以上のポイントを稼がないと結果的に損になってしまうので、しっかりとポイ活を意識しなければなりません。
auユーザーにとっては使いやすい経済圏ですし、pontaやカブコム証券などポイントも貯めやすいので経済圏としては使いやすい経済圏になります。
楽天経済圏
最後は経済圏のパイオニアである楽天経済圏です。
楽天経済圏の特徴は何といっても楽天市場を軸として、ポイントの貯めやすさでしょう。楽天市場では様々な条件を満たすことで最大16倍までポイント還元が上がります。また実店舗でも楽天ポイントを付与してくれるお店は多いので普段生活しているだけでポイントを貯めることができます。
さらに、楽天証券の評判も良く、初心者におススメの証券会社として紹介されることも多いです。とにかくポイントが貯めやすいのが特徴で、そのポイントを使って楽天市場で買い物をするのが、これぞポイ活といった感じでお得な買い物をしている感じなりますよね。
楽天の弱い部分としては第4の携帯会社として参入しましたがまだまだモバイル事業が発展途上というところでしょう。ようやく、優良な回線であるプラチナバンドを獲得することに成功したので今後に期待したいところですね。
モバイル事業に苦戦していたことや、ポイントを悪用する人が増えたためにポイント周りは改悪が続いています。また業績も悪化しており株価は一時期の半分に・・・
悪いうわさが絶えない楽天ですが、経済圏としての使いやすさは完成されており、楽天モバイルユーザーや楽天市場をよく利用する人にとってはまだまだ高還元のサービスになっています。
ポイ活が初めての人にとってもオススメできる経済圏となります。
まとめ
経済圏を選ぶ基準
- docomoユーザーはdocomo経済圏
- PayPayをよく使うならPayPay経済圏
- auユーザーやpontaが良く貯まる人、新NISAでクレカ積立をしたいならau経済圏
- 楽天市場をよく使う人やポイ活初心者は楽天経済圏
いかがでしたでしょうか?
今回はポイ活について紹介をさせていただきました。収入が少ない介護職員が手っ取り早く収入を増やす手段になりますのでこれからポイ活を意識してみてはいかがでしょうか?
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