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現在は仕事を退職して、UBER Eatsで稼ぎながらプログラミングの勉強をしております。
スマホが壊れたせいで、今週はおやすみしていたのですが、明日から復帰できそうですね。
今週はUber Eatsで大きなアップデートがありました。
Uber Eats Pro
の導入です。
Uber配達員ではない人からするとなんのことかわからないと思いますが、一言で説明するなら、「評価制度が変わった」わけです。
実際にはβテストの段階であり、今後正式に実装されるわけですが、僕はこのβテストに見事に選ばれました。やったぜ!!
しかし、予想通りというか、この制度はあまり評判がよくなさそうです。
今後のUberの方向性を見る限りある程度は予想していたのですけれどね。
何がどう良くないのかについて簡単に説明してみたいと思います。
今までのゴールドパートナーの仕組み

以前までは優秀な配達員には「ゴールドパートナー」という称号が与えられていました。
Uber Eatsには評価制度として、お客さんとレストランからの「Good」or「Bad」評価があります。
配達員はこの「Good」評価を98%獲得する必要があります。
ちなみに僕は現時点100%ですよ。

そして、他にもゴールドパートナーになるためにはいくつかの条件があるのですが、その大きな壁の一つに「3ヶ月で500件」の配達というものがありました。
1時間で大体2~3件なので、1週間に15〜20時間は稼働しないといけません。
副業の場合は土日を潰すか、仕事後にほぼ毎日やらないといけませんね。
それで、ゴールドパートナーになったら何かメリットはあるのか?
という話なのですが、実はあまり大きなメリットがあったわけではありません。
ただ、Uber Eatsの注文時に使える割引券が10000円分もらえたんですよね。
3ヶ月で10000円なので結構な金額だと思います。
これは嬉しい特典でした。
そして、2020年から新しい評価制度を導入するという噂は流れていました。
期待に胸を膨らませた新評価制度Uber Eats Proの実装です。
今まで、ニュースやネットで散々叩かれながらも、真面目に頑張る配達員は期待しました。
どうか、今までの努力が報われるように・・・
自分たちのやってきたことは無駄ではなかったんだと。
Uber Eats Proの制度

ついに解禁された、新制度はこのような内容になっていました。
- 1配達に付き1P、ピーク時は3P
- ポイントによりランクが4段階
- 最大450Pでダイアモンドランク
- ランクにより、特典が変わる。
- 1ヶ月ごとの更新
- 90%以上でランク対象(ゴールドパートナーは98%以上だった)
ふむふむ、なるほど。
似たものを説明するならば、楽天ポイントのランクシステムみたいなもんだと思っていただけたらと思います。
楽天ポイントのランクも実際あまり特典は大したことないわけですが、Uber Eats Proはどうでしょうか?
僕が今いる最高ランクダイヤモンドでの特典です。
- Uber Eats注文時に使えるプロモーションコード700円×2
- パートナーサポートセンターでの優先サポート
- 配達用バッグの交換(1回)
- ヘルメットの割引(最大20%)
- Udemyのオンライン学習
- 自転車用ライトの割引
えっ・・・これだけ・・・
Uber Eats Proがどれだけ期待外れだったか

プロモーションコード
今回は1ヶ月ごとに(700円×2回)になりました。
ゴールドパートナーの時期は3ヶ月で10000円。
半分以下ですね。これに関しては普通に改悪だと思います。
パートナーサポートセンターでの優先サポート
パートナーサポートセンターなんて行きません・・・
今後、なんか研修とかしてくれるんやろうか?
配達バッグの交換(1回)
これに関しては、よく働く人ほど、ボロくなりやすいので悪くはないかな?
でも、1回ってなんだよ・・・
1年で1回は交換して欲しい。
Udemyのオンライン学習
なんか、登録しようと思ったけど、なんだか利用権というのが登録できずによくわからん。
Udemyは最近流行ってるけど、何が受講できるんやろうか?
スキルアップに使えそうなものが受講できるといいけど、ほとんどの人は受講しないだろう。
ライトとヘルメットの割引
両方持ってるからいりません。
あと、ヘルメット2万ぐらいするから高すぎる・・・

配達員が一番欲しかったのは収益のUP

なぜ、この特典がよくないかというと、配達員が一番欲しいのはこんな福利厚生のようなものではなくて、収益UPなんですね。
期待していた人はおそらく、新評価制度によって高収入になるのではないか?
と思っていたでしょう。
それは、期待というよりは願望に近かったのかもしれません。
残酷にもUberの方針としては、配達員の収益UPをするつもりはなくて、やたらと高価なヘルメットを売りつけるという特典でした。
Uber Eats Proの評価制度があってもなくても収益には関係ないので、ガッツリ働いている配達員はガッカリしたのではないでしょうか?
今後のUberは専業よりも副業の配達員に有利なシステムに変化

僕は今回のUber Eats Proの特典を見て感じたのは「やっぱりな」という印象を受けました。Uber Eatsは一人で1日に30件ぐらい配達する、スーパー配達員よりも、10件ぐらいをこなしてくれる普通の副業配達員を3人育てた方がメリットがあるんです。
この件に関してもそのうち記事にしたいと思うのですが、配達員に対してのUberの今後の方針は「質より量」になっていくと考えています。
労働組合などでニュースに取り上げられたりすることも多くなりましたが、今後は専業での配達員とUberとの対立はさらに広がっていくのではないかと思っています。