500円のために死亡事故も!!UBER配達員の悲惨な現状

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自粛ムードの中、需要が高まりメディアに取り上げられることが多くなったUBER EATS。

仕事がなくなってしまった、人たちが配達員を始めることも多くなり、街にはUBER EATSのバッグを持つ人をよく見かけるようになった。

前回、記事にしたけれど「月収40万円以上も可能!!」というような記事タイトルでさも儲かってるようなイメージをマスコミは付けたいようだ。

しかし、実際を配達をしている人からしてみれば、注文の数よりも配達員の増加のせいで収入は減少傾向にある。

そんな中で、大学生の配達員が死亡事故になってしまうという痛ましいニュースが入ってきた。

杉並区で大学生配達員の死亡事故

宅配ニーズ増加の陰で 配達員の死亡事故も 新型コロナ | NHKニュース

配達員で作る労働組合「ウーバーイーツユニオン」には配達員が事故に遭ったという報告が、1月から3月にかけて全国でおよそ30件、寄せられたということです。

そして先月、死亡事故も起きていたことがわかりました。

先月6日、杉並区上井草の交差点で、配達員の21歳の大学生が自転車で走っていたところ、左からきた軽乗用車と衝突し死亡しました。

こちらの記事によるとたった3ヶ月の間に30件もの配達員の事故が起きている。

あくまでも報告のあったものだから、もっと多いかもしれませんね。

そして、大学生という若い命が失われたのはなんとも残念なことです。

 交通マナーの悪いUBER配達員

SNSを見ていると、需要が増えたUBER配達員のマナーの悪さが話題に上がっていますね。

どうして、配達員の事故が起こってしまうのか?

UBER EATSの配達員のマナーが悪いのは最近始まったことではありません。

おそらく、サービスが開始された時からマナーの悪さは変わっていないのではないかと思います。

なぜ、配達員のマナーが悪いのかというとUBER EATSというシステムがマナーが悪くなるような仕組みになっているからです。

配達員は独立した個人事業主

もう、ご存知の人も多いでしょうが、UBER EATSの配達員は、UBERから正式に採用された従業員というわけではありません。

配達員は一人一人が個人事業主ということになっており、配送業を営んでいる独立した存在なのです。

仕事をするためにUBER社のアプリを使用しているというだけであり、組織の一部ということではありません。

ですので、配達員の教育も基本的には行っていません。

配達員がトラブルを起こしたとしても、UBER社は「配達に必要なアプリを提供しているだけなのでウチは関係ありません」というのが基本的なスタンスになります。

件数を稼ぐことが最も重要

UBER EATSの配達員は個人事業主ですので、当然出来高制です。

時給や月給などの固定給ではないので、配達をした分だけ収益が上がります。

1件当たり400~500円ほどになりますが、1時間で4~5件いければ時給が1500円以上になるわけです。

始めたばかりの人は1時間当たり3件ほどなので、大体1件当たりの時間は20分程度です。

しかし、時給1500円以上を稼ごうと思えば、1件あたりの時間は15分以下になってきます。

「注文を受ける」→「お店に行く」→「商品を受け取る」→「配達先に行く」→「商品を渡す」

これらのタスクを15分以内に行わなければいけないということです。

移動距離も店舗と配達先の往復を考えると最低でも2kmほどは移動します。

このタスクをできる限り早くこなそうとすれば、どれだけ1分を短くすることが大切かということがわかると思います。

信号無視も当たり前

できるだけ多くの配達をこなそうとすれば、1分でも早く届けて次の配達をしたい。

そうなると、信号待ちの1〜2分というのがとても長く感じられます。

バイクの配達員は、違反切符を切られるのでまだマシかもしれませんが、自転車は信号を気にせずに配達している人も多いですね。

事故が起こればどうなるのか?

UBER EATSは個人事業主という扱いなので、社会保険のようなものがないんですよね。

労災などもないので、事故を起こしても自分でなんとかしなければなりません。

仕事をしていない間は収入ももちろんありません。

ただ、それはあまりにも酷すぎるだろうということで、UBER側でも保険を適用してくれるようになりました。

注文を受けてからはUBERの保険が適用される

UBEREATSの保険

配達中は保険が適用されるようです。

配達中というのは、先ほど説明したタスクを行っている間ですね。

「注文を受ける」→「お店に行く」→「商品を受け取る」→「配達先に行く」→「商品を渡す」

この間は、事故を起こしたとしてもUBER社の保険でなんとかしてくれるということです。

待機時間は適用外

UBERの保険の内容を見ていると「配達中」という文言がよく出てくるんですね。

[配達中とはいつですか?]

本プログラムは自転車・原付バイク・バイク・軽自動車を利用する Uber Eats 配達パートナーが、配達リクエストを受諾した時点から配達が完了、またはキャンセルされるまでの間に生じた事故に対して適用されます。

このような説明になっています。

つまりは、注文の依頼が来るまでは対象外ということです。

これは、割とひどいと思いますね。

注文を受けていないので、配達中ではないというのはわかりますが、アプリをオンにして注文を待っているわけですから。

会社員でしたら、仕事中ですよ。

ここは自分でなんとかしろというのがUBER EATSの方針です。

自分で保険をかける必要がある

じゃあ、保険が適用外の待機中に事故を起こしてしまったらどうしたらいいのか?

というと、自分で保険に入るしかありません。

待機中に事故を起こした場合は自己責任ということです。

誰かを怪我させてしまって、何百万という慰謝料を払わなくなったとしても自分で払う必要があるんですよね。

とても、1件当たり 500円で割りにあっているとは感じません。

配達を始める場合にはリスクも考えておこう

コロナウイルスの自粛のせいで、仕事として注目を集めているUBER EATSですが、良い面ばかりではなくリスクも大きい仕事になります。

これから始めようと考えている人は、どんなリスクがあるのかも調べてから始めましょう。

コメント

  1. TommyJ1105 より:

    安全面には十分配慮して欲しいですね、、、

  2. ochazukeyaro より:

    Tommyさんコメントありがとうございます。
    UBER配達員の危険運転で怪我をしている人もいるようですね。
    自転車は取締りも緩いですからね。
    法的にもう少し厳しくしてもいいかもしれません。

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