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日またぎクエストが消えた衝撃
2020年コロナにより環境の変化により、好調になったフードデリバリー産業
連日、TVでも取り上げられUBER EATSという仕事に興味を持った人も多いでしょう。
しかし、2020年10月にUBER EATSではある衝撃的な事件がおきました。
ブーストの復活、そして日跨ぎクエストがなくなる
8月頃からブーストが徐々に復活し始め、それにより単価があがりました。
この時期は、配達員の紹介プロモーションも行っており、配達員の増加に力を入れていました。
暑い時期の配達員不足に対するテコ入れかと思いきや、その後もブーストの継続。
すっかり、飽和状態になってしまったUBERの配達員ですが、それを嘲笑うかのように日跨ぎクエストを廃止してしまいした。

UBERは稼げる仕事ということで、注目を浴びていましたが、この事件は多くの配達員を引退に追い込むかもしれない、大きな事件です。
今後、UBER EATSで稼げる人と稼げない人を考えてみました。
時給600円減!!今後は時給1000円以下の可能性も
以前は日跨ぎクエストのおかげで、1件あたり200円以上の追加報酬がもらえることも珍しくはなかったです。
1件あたり200円ですと、1時間2件回せれば400円の時給UP、1時間3件回せれば600円の時給UPでした。
調子がいい時だと、3件〜4件配達するのは当たり前でした。
しかし、日跨ぎの恩恵を受けることができずないので、実質600円の時給減になります。
時間3件取ることができなければ、時給1000円以下になることもありうるでしょう。
以下に、日跨ぎの効率が大切だったかということはこちらの記事で検証しています。

UBER EATSで今後も稼げる人
副業配達員
副業配達員にとっては、まだまだ稼げる仕事だと思います。
土日はブーストがつきやすいという理由もあり、日跨ぎクエストがなくなったとしても、まだまだ高単価を維持することは可能です。
短時間配達員
副業配達員に近いですが、短時間の配達員もまだまだ稼ぐことができます。
理由としては、ブーストのある時間帯をピンポイントで狙えば、高単価での配達を維持することができます。
バイク配達員
UBER EATSの配達員にはバイクと自転車がいますが、距離により報酬が変わるブーストはバイク配達員に有利です。
バイクであれば、3km以上でも時間をかからずに配達することができるので、今後バイク配達員は増えそうですね。
都市部や繁華街での配達
都市部や繁華街などの人口密集地域はブーストの単価が高い傾向にあります。
また、今後もシミが発生する可能性があるので、今後も1件あたり600円~700円の配達をすることは可能でしょう。
UBER EATSで今後稼げない人
専業配達員
日跨ぎクエストの廃止は、UBER EATS1本で生計を立てていた専業の配達員にとっては死刑宣告です。
日跨ぎクエストがある時は、日跨ぎクエストさえこなせば週に30000円ほどは追加で報酬を得ることができました。
時間さえかければ、1週間で70000~80000円はどんなに下手くそな配達員でも得ることができたのです。
その、30000円がなくなるのですから、収入が30%近く落ちる人もいると思います。
専業配達員の中には今後、他社へ乗り換え、引退をする人も今後増えていくでしょう。
僻地配達員
都市部から離れた、エリアではブーストが発生しにくくなります。
ブーストの発生しないエリアでの配達は今後かなり不利になってきます。
最低3件以上回せないと、時給1000円を割る可能性もあるため、できるだけブーストエリアで稼働したいところですね。
ショートドロップ配達員
ショートドロップとは、商品を受け取ってからお客さんの家までが1kmほどの配達を繰り返すことです。
日跨ぎがある時は、日跨ぎを早く達成することができるので最強の戦術でした。
慣れてくると、特定の店舗を狙い撃ちすることによって、意図的にショートドロップを積むことができました。
マック地蔵(マクド地蔵)なんかもショートドロップを意図的に狙った戦術ですね。
しかし、日跨ぎがないとどうなるか?
マクドナルドのようなショートのお店はノンブーだと1件あたり,400円を切ることも珍しくないです。
3件配達に行っても,1000円以下になる可能性があるので、労力に見合わない戦術になってきました。
ママチャリ配達員
ショートドロップに似た理由なのですが、ママチャリ配達員も今後は厳しくなるでしょうね。
理由はスピードを出せないことです。
今後はブーストエリアで2~3kmを配達することが主流の戦術になってくると思いますが、ママチャリはバイクに比べて倍ほど時間がかかるという状況もあり得るでしょう。
ママチャリで3kmは体力的にもかなりキツイと思います。
自転車での配達ならば、スピードを出せるクロスやロードが有利になってきますね。
今後はショートピック、ロングドロップが高時給の鍵になる
最後に今後の配達で僕が考えてるポイントについてです。
ショートピックとロングドロップ
この2点が今後の鍵になってきます。
ショートピック
以前までは、日跨ぎをクリアするためには件数をこなす必要がありました。
2km~3kmのピックであれば「ならないよりは行った方がマシ」という状況は結構あったんですね。
例えば、10分をかけて、基本報酬が400円だったとしても、日跨ぎを合わせれば1件あたり、600円の価値になることもありました。
ロングピックは大切な戦術でした。
ですが、日跨ぎクエストがなくなったせいで、ロングピックを取る旨味がなくなりました。
しかし、10分ほどかけてロングピックを取りに行って、400円以下だったら全く割りに合わない。
という状況になりました。
できるだけ、近くのお店を狙ってロスを少なくするというのが、今後の稼ぎの大切な戦術になります。
ロングドロップ
ブーストがあるおかげでロングドロップはまだまだ稼げる状況だと思います。
3kmを超えてくると基本報酬が500円を超えることもあります。
500円x1.3で650円。
時間はかかりますが、まだまだ稼げると思います。
できるだけ、報酬の発生しない時間帯を少しでも減らし、長い距離を走ることが今後の立ち回りでの鍵になってきますね。
日跨ぎなしで配達をした感想
https://kaifuku-taco.com/uber_report2020_10/