今回はSSRヤエノムテキとSSRウオッカの比較について解説してみたいと思います。
SSRヤエノムテキに関してはキタサンブラック、ウオッカ、スーパークリーク等の今までの強いとされたサポートカードとは強みが違ったため、その評価について議論が行われていました。
しかし、徐々に評価が上がり最近ではランカーの採用率がパワーカードとしてがウオッカを抑えて1位になりました。
ちなみに著者が唯一完凸しているSSRサポートカードがヤエノムテキなので、誰よりもヤエノムテキを使って育成しています。
今回は他のカードとは違ったサポートカードであるヤエノムテキと最強のパワーサポカであるSSRウオッカについて解説してみたいと思います。
SSRヤエノムテキの魅力
このヤエノムテキというサポートカードは過去の強いカードとは評価の基準が違うため、扱いになれないとその特性を最大限活かすことができません。
ただ、サポートカードとしての強さは折り紙付きでパワー系で最強のカードと言われていたウオッカよりも使用率が高くなってます。
ウオッカの強さは皆さん理解しているところだと思いますが、なぜここまで高い使用率になったのかその点についてまずはその強さについて解説したいと思います。
ヒント率とヒントLvの高さ
まず、ヤエノムテキの最大の特徴はヒント率とヒントレベルが高いところですね。
ヒント率は60%。Lvは4。
かなり高い確率でヒントをくれる。
しかも、ヒントもらった時点でLv5です。
これだけで既に優秀ですね。
スキルによるポイントを稼ぎたいチームレース場とは非常に相性の良いカードです。
もらえるスキルの優秀さ
また、このヤエノムテキですが、もらえるスキルも非常に優秀なものばかりです。
そのためチーム競技場においてはかなりのポイントを稼ぐことができます。
金スキルは中盤で前方にポジション取りができる「アガってきた」。
ヒントでもらえるものは「末脚」「尻尾上がり」「抜け出し準備」「ペースアップ」「テンポアップ」
特に末脚は現環境では必須級のスキルだが、このスキルをヒントLv5でもらえるだけですでに優秀。
さらに脚質により使えないものはあるが、基本的にハズレがない。
それを全部Lv5でもらえる。
強い
得意率が0のため、どのデッキでも採用できる
実装当初、その評価を落としていた理由が得意率の低さ。
強いカードはみな得意率が高い。
キタサンブラック(80)、ウオッカ(65)、スーパークリーク(35)
しかし、ヤエノムテキは得意率0。
これは大きな欠点に見えるが、実はこれはヤエノムテキにとってはメリットでしか無い。
スピード練習、スタミナ練習、賢さ練習。
どこにでもヤエノムテキはヒントを持って現れる。
そして、末脚をLv5でくれる。
強い。
ウオッカとヤエノムテキの比較

ヤエノムテキの強さがわかった所で、次はウオッカとの比較をおこなってみましょう。
今まで、パワー系で最強のカードだったウオッカとの比較はこんな感じです。
ウオッカ(LV50) | ヤエノムテキ(LV50) | |
友情ボーナス | 35% | 20% |
やる気効果アップ | 40% | 40% |
トレーニング効果アップ | 5% | |
パワーボーナス | 1 | 1 |
初期絆ゲージ | 25 | 20 |
レースボーナス | 5% | 10% |
ファン数ボーナス | 15% | 15% |
ヒントLvアップ | Lv3 | Lv4 |
ヒント発生率アップ | 40% | 60% |
得意率アップ | 65 |
数値的にはウオッカが圧倒的に優秀
この数値を見るとウオッカの方が優秀に見える。
友情ボーナス、初期絆ゲージ、得意率アップ
サポートカードの評価基準において優先度の高いものをウオッカは持っている。
ヒント率もやや劣る程度なので、そこまで差はないように見える。
トレーニング効果こそないものの、総合的に見てウオッカの方が優秀です。
得意率65がウオッカの最大の弱点である理由
ではなぜ、ヤエノムテキがウオッカよりも使用率が高いのか?
それは65という得意率の高さ、実はこれがウオッカの最大の強みであり弱点でもある。
仮に、スピード、スタミナデッキを組むとしたとする。
その場合はウオッカはカードの候補から外れる。
なぜなら育成中の練習選択ではトレーニングレベルの関係から、パワー練習はできるだけしたくない。
65という高い確率でパワー練習にいるウオッカは迷惑でしかない。
しかし、ヤエノムテキなら候補として選べる。
なぜなら、ヤエノムテキは得意率が0のため、どこのトレーニングにも現れる。
スピードでもスタミナでも、賢さでもトレーニング効果とヒントを持って現れる。
つまり、ヤエノムテキは得意率が0であることにより、どのデッキでもスキル要員として入れることができる。
得意率が0であることがウオッカにはない強みなのです。
ヤエノムテキのデメリット
これだけ褒めちぎったヤエノムテキだが、実は運用の難しいカードであることは覚えておいたほうがいいです。
著者も何回も使っていて、既に体験済みです。
こういうときは使わないほうがいいというデメリットについて解説しましょう。
無凸だと弱い
まず、ヤエノムテキは無凸だと弱いです。
スキル要員として、入れたいヤエノムテキですが完凸していないと微妙なスキルLvでしかくれません。
末脚ならスーパークリークやウオッカもくれるし、練習効果なら完凸したSRの方が高いです。
無凸のヤエノムテキをあえて採用する必要はありません。
パワー練習要員としては弱い
また、練習要員としては弱いです。
パワー練習を多めに行いたい場合にはできるだけ、パワー系のサポートカードキャラはパワー練習にいてほしいわけです。
その点でヤエノムテキはもともとの練習効果が低い上に、得意率が0のためパワー練習にいることがすくないです。
パワー要員としてデッキに入れる場合には0.5人分ぐらいの練習効果だと思っておきましょう。
先程も書きましたが、練習要員としていれるのであれがウオッカの方が圧倒的に優秀です。
パワー練習最強のウオッカとスキル最強のヤエノムテキ
最後にまとめですが、パワー練習要員としての最強カードは間違いなくウオッカです。
練習性能の高さから安定してパワーを伸ばすことができます。
もらえるスキルも癖がないため、デッキに加えやすいのもよいです。
逆にパワー練習要員としてではなく、チーム競技場などでポイントマシマシのスキル要員として採用したい場合にはヤエノムテキです。
アガってきた、末脚、尻尾上がり、抜け出し準備。
どのスキルも発動率が高いためポイントを稼ぐのに最適ですし、スキルとしても優秀で順位を押し上げるのに有効です。
しかも、これらのスキルをLv5でもらえるため、余ったスキルポイントで他のスキルを取得することが可能です。
目的によって採用するカードを選択するのが良いでしょう。