元介護福祉士プログラマーのたこにゃんです。
何歳になってもはじめての経験をするということはありますね。
ようやく子育ても終わって、少しはゆっくりできるかなと思った50〜60代頃にく初めて経験するのが親の介護です。
自分のことを今まで育ててくれた両親が老いていくことを受け入れることは辛い気持ちになるかもしませんが、いずれは訪れる人生のイベントなので一人で悩まずに前向きに取り組んでいきましょう。
介護保険を利用するために必要な流れ
自治体の福祉課に相談しよう

介護保険を利用する流れにはいくつかのルートがあるのですが、一番簡単なのが各自治体の役所にある福祉課にそうだんしてみることです。
役所であれば、一度は足を運んだことがあると思うので行きやすいと思います。
その後、「地域包括支援センター」を紹介してもらい、介護保険の流れなどを簡単に聞いてから次の介護認定を受けるための準備を始めましょう。
介護認定を受けよう

介護保険を利用するためには介護認定というものを受ける必要があります。
介護認定の流れとしては、認定調査員が各家庭を訪問して本人や家族に聞き取りを行い「どの程度の介護サービスが必要か?」を判断して介護度を決定します。
介護認定の結果によって、受けられるサービスの内容が変わります。
短時間の調査になるので、思ったようなサービスを受けられない可能性もあります。
担当のケアマネージャーを見つけよう

ケアマネージャーというのは介護保険を利用するためのスケジュールを組んでくれる介護保険の専門家です。
介護保険を受けるためには必ず担当のケアマネージャーが必要になります。
イメージでは不動産の仲介業者みたいなもんです。
介護サービスを受けるときにどこの事業所のサービスを受けるかは選ぶことができますが、素人が適切な事業所を選ぶことは困難です。
実際には、ケアマネージャーが紹介してくれる事業所を利用することになるので、ケアマネージャーの知識が今後の親の介護の質を決めると言っても過言ではありません。
役所や地域包括支援センターでもケアマネージャーを紹介してもらうことはできますが、もし知り合いが親の介護のことで良くしてもらっているケアマネージャーがいるのであれば、その人に担当してもらってもいいでしょう。
今後はケアマネージャーさんと二人三脚で自分の親の介護のことについて考えていくことになるので、相談しやすいケアマネージャーさんを見つけましょう。
