無双だと思って舐めてたけど、予想の10倍面白かった
今年の2/20に発売した「ペルソナ5スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」
最近はゲームする時間も少なくなってきているので、半年かけてようやくクリアしました。
いやー、面白かった
正直、はじめは購入するつもりではなかったんですよね。
だって、無双じゃないですか?
無双っていかにも脳筋で、敵を殴るだけの簡単なお仕事っていうイメージあるでしょ?
どうせ、ペルソナを題材にしたお祭りゲーなんだろうなと思ってたんですよね。
買うつもりはなかったんですけど、ペルソナ好きだし体験版だけでもやってみるか?
と思ってプレイしてみたら、意外に面白いかもと感じて購入、自分の直感を信じて買ってみて正解でした。
悩んでる人は迷わず買っていいとオススメできるレベルに仕上がってます。
やはり、アトラスゲーは良ゲーが多いですね。
ここからは5段階評価と不満だった点を書いていきたいと思います。
ペルソナ5スクランブル【評価】
プレイ時間 66:16
とりあえず、ラスボス撃破。
クリア後の要素もあるけど、それはまだ未プレイです。
プレイ時間は66時間。コミュがないので、本編に比べたら時間は短めですね。
相変わらず、ベルベットルームは時間泥棒です(笑
ストーリー ★★★★☆(★4)
予想に反して良かったのはストーリー。
ペルソナといえばやっぱりストーリーですよね。
無双ゲーやし、どうせストーリーとか適当だろうと思ってたけど、見事に期待を裏切られました。
アニメ化してもいいぐらいのレベル。
12話ぐらいだとちょうどいい尺になりそう。
ネタバレになるからあまり内容は書かないけど、今作のダンジョンであるジェイルの話は割と普通というか、そこはあんまり面白くなかった。
怪盗団が悪を征伐!!
みたいな水戸黄門くささがあって、なんだかなぁと思いながらプレイしてました。
展開が盛り上がってくるのは、中盤以降ですね。
特に今作の新しい仲間であるソフィーと善吉の話は丁寧に作り込まれていて、どんどん話に引き込まれていきました。
今作は怪盗団の話というよりは、新キャラの話がメインと思ってもらったほうがいいですね。
ペルソナの空気感 ★★★★★(★5)
スピンオフの作品ということで、原作の空気感はどれだけ残しているのか?
というところですが、ぶっちゃけ再現度高すぎる(笑
再現度が高すぎて、システム面に支障が出るレベル。
P5Sはネット上でもペルソナ5の続編としてかなり評価が高いですが、そこはやはりペルソナの空気感を完全に引き継いでいるからでしょう。
システム面 ★★★☆☆(★3)
システム面もゲームとしては十分面白い。
確かに面白いんだけれど、ペルソナの空気感を残しすぎたせいでちょっと気になるところがチラホラありました。
悪い部分として最後にまとめて書くけれど、アイテムの種類が多すぎる。
確かにペルソナ5はアイテムの種類が多いし、それを集めるのも楽しい。
でも、アクションゲームでそれやっちゃうとアイテム探すのに必死でテンポが悪いなと感じてしまった。
あと、スキルでHP使う系もいらなったかな?
一応、時間で回復するタイプなんだけど、回復する前に体力が削られるので、あまり使う機会はなかったです。
BGM ★★★★★(★5)
最高!!
やっぱりペルソナのBGMはいい
ペルソナ5の本編はアシッドジャズがメインテーマになっていました。
わりとオシャレな感じでいかにも怪盗団っぽくて前作の雰囲気に合っていたと思います。
そんな前作のBGMを引き継ぐのかと思いきや、今作のBGMはロック!!
無双ゲーの様な敵とバシバシ殴り合うゲームには雰囲気バッチリです。
前作の名曲もロックアレンジされていました。
中でも、ボス戦の少し前ぐらいでかかる「DareDevil」という曲はめちゃくちゃカッコいい!!
この曲を聴きながら1時間延々と敵と戦い続けたいです。
あと、先着特典として過去作のBGMを戦闘BGMにすることができるのですが、P3のBGMにして「ベイベベイベ」言うたらもう、脳汁出まくりでしたわ。
難易度 ★★★☆☆(★3)
難易度に関してはノーマルでも、何度かゲームオーバーになりました。
なので簡単ではないですね。
アクション苦手な人はイージーでもいいんじゃないでしょうか?
まぁ、レベルの概念があるので、レベルさえ上げればクリアできないことはないでしょう。
後半はしっかりとバフかけていかないと、敵に一撃で倒されることもあったりしました。
あと、SPが枯渇しがちなのですが、アイテムの調達が難しいので、その辺も結構シビアですね。
次はハードかリスキーでやってみようかな?
総合評価 ★★★★☆(★4)
本編のペルソナ5は文句なしの★5だったのですが、さすがにそこまでの評価はないです。
ただ、続編としては申し分のない完成度になっていましたね。
買って正解でした。
アクションゲームということもあって、バシバシ敵を殴るのはちょっと気晴らしにいいかなと思っています。
だいたい、30分ぐらいずつ進めていきました。
セーブポイントもところどころにあるので、気軽にできるのも良かったですね。
不満点
アイテムの種類が多すぎる
原作再現度が高すぎて発生した弊害その1。
アクションゲームなので、ゲームのテンポって大事だと思うんですけど、よくわからんアイテム多すぎ。
次のSPの減りが早すぎ問題もあって、結構アイテム使う場面が多かったのですが、いちいち探すのが面倒くさかった。
SPの減りが早過ぎる
原作再現度が高すぎて発生した弊害その2。
特に回復キャラのSPはゴリゴリ減っていく。
パーティーに入れておくと、無駄に回復魔法をガンガン使ってくれる。
ペルソナは相性ゲーなので、クイーンやモナの様な回復キャラもアタッカーとして使いたい時があるんですけど、気付いたらSPがなくなっているということがよくあった。
キャラごとに指示を変えれるシステムだったら良かったかなと思う。
逆にスカルやフォックスなんかのアタッカーはほとんどSP使わない。
一応、現実に戻ればSPは回復するので攻略の支障になることはあんまりなかったけど、ボス戦とかも普通にSPが枯渇する。
ゲームの前半はSPの消費に悩まされるゲームだった。
HP減る系の技が微妙
原作再現度が高すぎて発生した弊害その3。
原作でも物理攻撃はHP消費なんだけど、今作ではあまり使わなかった。
というのも、前述のSPが枯渇しやすい問題もあって、HPが減る→SPを消費して回復する。
という流れをあまり作りたくなかった。
あとHP消費技を使った直後に敵の攻撃をくらってHPがゴリゴリ減っていく。
アイテムの調達が難しい
SP消費問題があるので、できるだけアイテムで乗り切りたいところだけど、今作はアイテムの調達が面倒。
ショップで購入できるんだけど、なぜか購入数に制限がある。
まぁ、HPの回復アイテムはいいんだけど、SPの回復と復活アイテムは大量に入手することができない。
毎回、SP回復アイテムと復活アイテムは購入していたけど、ラスボス倒した時点で20個ぐらいしか残ってなかった。
味方が戦闘不能になって、復活アイテムを使う場面は結構多かったので、アクション苦手な人は苦労するんじゃないでしょうか?
ジョーカーがチートレベルで強くなりすぎる
「物理効かないとかチートだろ!!」
ナビがよく言うセリフなんだけど、後半に作れるペルソナは普通に属性無効や吸収を持っている。
アクションゲームで敵の攻撃効かないとかマジでチートだと思う。
ジョーカーを使った後に他のキャラを使うと弱く感じてしまう。
RPGと違って、一人を動かすゲームなのでどうしても、ジョーカーだけ異常に強いのが気になってしまう。
個人的には自分で操作するときはノワールをよく使ってました。
ヒートライザして、恐怖からのサイダイン強いです。
外野メンバーと交代したかった
これに関しては、本編にもあったので実装して欲しかったシステム。
ペルソナはやっぱり相性ゲーなので、ボス戦に突入するまで敵との相性がわからない。
実際にボス戦に入ってみたら、相性最悪でわざわざ全滅させてから再トライって流れが面倒だった。
あと、戦闘中にメンバー交代ができたら、SP問題とかもあまり気にならなかったんじゃないかと思う。
まぁ、全体的にはおもしろかったので贅沢な悩みだとは思う。
ストーリーは好評、システム面はやや難あり
一応、ネットでの評判なんかお確認してみたのですけれど、僕と似たような感想を持つ人が多かった印象ですね。
良かった点と悪かった点をまとめてみました。
良かった点
- ・ストーリーは面白かった
- ペルソナの続編としてしっかり作られていた
- BGMがよい
- 相性のおかげでお荷物キャラがいなかった
ダメな点
- システム面にやや難あり
- 無双ゲーを期待していた人には合わない
- SPやアイテムの調達が難しいせいで難易度が高め
ペルソナ5スクランブルは迷ったら買い!!
色々と書きましたが、本当に面白かったです。
続編としての完成度は予想を遥かに超える出来だったので、まだやってない人はやるべし。
ストーリーも良いのでアクション苦手な人もイージーでやるべし!!

