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高齢者の映画レクにオススメの映画12選【1950年代】

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映画の選定基準

今回、高齢者のレクリエーション向けの映画として選んだ基準として、興行収入を参考にしています。
興行収入の多い映画はそれだけ話題になり、多くの人が見ていたという証明になると思うので、高齢者にも馴染みのある作品が多いはずです。
一つの目安にはなると思いますので、良ければ参考にしてみてください。
年度別映画興行成績

目次

1950年の時代背景

まずは、レクリエーションの内容を決める前に知っておきたいのは1950年代の映画はどういった人たちが見ていのかということを知っておきたいですね。

2020年基準だと80代〜90代の人が見ていた

1950年といえば70年前です。
映画に一番興味がある世代は10~20代の時期だと思うので、80代〜90代の人が見ていたことになりますね。
まだまだ介護施設にはこの年齢層の人もいますが、そろそろ1950年代の映画は古くなっているかもしれませんね。
とはいえ、日本を代表する映画監督の黒澤明が映画を作っていた時代でもありますので、名作も多いです。

https://recreation-revolution.com/2021/05/01/copyright/

邦画

東京物語

【公開年】1953年
【興行収益】第8位 1億3165万円(1953年)
【主役】笠智衆、原節子
【時間】135分

東京物語は興行収益は第8位とやや控えめになりますが、こちらの作品は映画史の名作として挙げられることが多い作品です。
海外での評価も高く、映画評論家から人気の作品になっていますね。
自分の子供からは冷たい扱いをされるが、義理の娘には優しくされ、人間関係とはなにかを考え點せられる作品ですね。
子供に厄介者扱いされるという内容は、感情移入しすぎてしまう作品ですが、高齢者施設に入っている利用者は共感できる部分も多い作品ですね。

七人の侍

【公開年】1954年
【興行収益】第3位 2億6823万円(1954年)
【主役】御船敏郎
【時間】207分

こちらは黒澤明の名作ですね。
映画を知らない人でも、名前ぐらいは聞いたことがあると思います。
時代劇ということもあり、高齢者の好きなジャンルの作品になっていますね。
ただ、上映時間は3時間以上あるので長いです。

24の瞳

【公開年】1954年
【興行収益】第5位 2億3287万円(1954年)
【主役】高峰秀子
【時間】129分
新人の教師が戦争の時代を生き抜くという話ですね。
映画上映後も何度かTVでリメイク作品が制作されているようです。
戦争ものは、話が暗くなりがちなので好みが分かれそうですが、名作であることは間違いないです。

ゴジラ

【公開年】1954年
【興行収益】第8位 1億5214万円(1954年)
【時間】97分
今回、レクリエーションで使えそうな映画を調査をしていて驚いたんですが、ゴジラって1950年代からやっていたんですね。
高齢者施設で、ゴジラを上映しようという施設はあまり無いような気がするのですが、70年近く前から映画でやっていたのであれば、ゴジラを上映するのもありかもしれませんね。

水戸黄門

【公開年】1957年
【興行収益】第3位 3億5334万円(1957年)
【主演】月形龍之介
【時間】98分
水戸黄門はずっとTVで放送していましたからね。
嫌いな人はいないでしょう。
古い作品だと、1950年代からありますが比較的新しい作品を上映しても良さそうですね。

嵐を呼ぶ男

【公開年】1957年
【興行収益】第4位 3億4880万円(1957年)
【主役】石原裕次郎
【時間】100分
52歳という若さでなくなった名俳優である石原裕次郎さんの作品ですね。
石原裕次郎さんのかっこよさが詰まった作品となっています。
やはり、自分の青春時代の時に好きだった俳優さんの演技を見るのは嬉しいのではないでしょうか?

忠臣蔵

【公開年】1958年
【興行収益】第1位 4億1033万円(1958年)
【主役】長谷川一夫
【時間】166分
冬になると毎年のようにTVで放送されるのが忠臣蔵ですね。
1950年代には同じく忠臣蔵の作品が多数映画化されていたようです。
その中でも興行的に大成功をおさめたのが、こちらの忠臣蔵ですね。
ただ、約3時間あるのでちょっとレクリエーションとしては長い気がします。
他にも忠臣蔵の映画はいくつかありますので、他のものを探してみてもいいでしょう。

隠し砦の三悪人

【公開年】1958年
【興行収益】第5位 3億4264万円(1958年)
【主役】三船敏郎
【時間】139分
こちらも黒澤明の名作ですね。
時間も短めですので、7人の侍よりは上映しやすいです。
スターウォーズに影響を与えたとも言われています。

洋画

ローマの休日

【公開年】1954年
【興行収益】第一位 2億8404万円(1954年)
【主役】オードリー・ヘップバーン、グレゴリー・ベック
【時間】118分
不朽の名作であるローマの休日は1950年代の作品です。
時間も2時間を切っているので放送しやすいですね。
アメリカの映画の代表作のような作品なので、レクリエーションとして放映するのは鉄板と言えるでしょう。

風と共に去りぬ

【公開年】1939年
【興行収益】第一位 1億3336万円(1952年)
【主役】ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲイブル
【時間】231分
こちらもアメリカ映画の代表作といえる作品ですね。
僕が言っていた施設でも映画レクとして放映した記憶があります。
しかし、この映画は長い。長過ぎる。
4時間ありますので、映画レクとして使う場合は2回に分けて放送しないと厳しそうですね。

グレン・ミラー物語

【公開年】1953年
【興行収益】第4位 1億3422万円(1953年)
【主役】ジェームズ・チュアート
【時間】117分
ジャズ作曲家であるグレン・ミラーの伝記的作品ですね。
ジャズの名曲が多く使用されているため、ジャズ好きの人にはオススメの作品です。

エデンの東

【公開年】1955年
【興行収益】第5位 1億6810万円(1955年)
【主役】ジェームズ・ディーン
【時間】115分
自動車事故により若くしてなくなったジェームズ・ディーンの代表作ですね。
アメリカの若者を描いた青春映画となっています。

まとめ

今回は1950年代の映画をピックアップしてみました。
1950年代の映画は介護施設で上映するには少し古すぎるかもしれませんね。
ただ、黒澤明や水戸黄門のような鉄板映画も多いので、レクリエーションには使える作品も多いです。

映画

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