話題になった因子ループ(相性ループ)の真実
みなさん今日もウマ娘の因子厳選をしていますか?
ウマ娘をプレイしていくといずれやることになってくるのが因子厳選ですね。
この因子厳選というのは実際の競馬でも重要視される血統を取り入れた、ウマ娘を象徴するシステムの一つですよね。
ウマ娘の因子システムは非常に練り込まれていて、いろいろな情報が出ています。
これが正解という方法論は未だ確率されていないと思いますが、今回はその中でも「因子ループは絶対にやるな」という話をしていきたいと思います。
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リリース初期に話題になった
因子ループというのはウマ娘の親を選ぶ時に相性が◎になる親を選ぶということですが、相性◎には法則性があるため、4名のウマ娘を決めておくことでずっと相性◎で因子厳選をし続けられるというものです。
例えば「ウオッカ」「ダイワスカーレット」「グラスワンダー」「エルコンドルパサー」この4名で厳選をし続けるというものですね。
この因子ループはリリース直後の3月上旬頃に話題になったネタであり、かなり古い情報であることがわかります。
また、因子厳選の複雑さや「因子ループ」という語呂のよさからいまでも因子ループは必要だと思っている人もいるかも知れません。
現在はデメリットしかないためやる必要がない
ただ、リリース開始から3ヶ月以上立った現在では特定のウマ娘に継承させ続ける因子ループというのは全くやる必要がない厳選方法であることがわかります。
因子ループはプレイ前に相性◎が確認できるという見た目のわかりやすさから、今でも人気のある厳選方法だと思いますが、実はデメリットしかないというお話をさせていただきます。
理論は正しいが、実践するのが困難
一応、誤解がないように補足しておきますが、因子ループ自体が間違っている理論ではないということです。
理論そのものは正しいです。
ただし、他の厳選方法と比べると効率が悪く、実践的ではないです。
因子厳選をする場合には他の厳選方法を採用したほうが良いでしょう。
因子の継承確率には影響がない
まず、因子の継承で大事な知識としては相性◎はどんな効果があるのかということです。
相性◎で得られるメリットですが、毎年4月に発生する因子継承イベントの発動率を上げるということがわかっています。
そのため、相性◎は上振れしやすく強いウマ娘にしやすいです。
ただ、相性は育成終了後の因子★3出現確率に影響を与えません。
そのため、あえて相性◎にする必要はありません。
因子出現確率に必要なのはステータスのみ
現在は因子厳選の解析も進んでおり、育成後に因子が出現する確率もわかっています。
因子厳選で★3確率を上げる要因となるのは育成したウマ娘の最終ステータスのみです。
ステータスがBの場合は5%。
ステータスがSSの場合は10%
で因子を継承します。
ステータスは5種類あるため、実際にはBで1%。SSで2%の確率になります。
オールB育成の場合の★3出現率
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
評価 | B | B | B | B | B | |
★3確率 | 1% | 1% | 1% | 1% | 1% | 5% |
SSBB育成の場合の★3出現率
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
評価 | SS | B | B | C | C | |
★3確率 | 2% | 1% | 1% | 0% | 0% | 4% |
因子ループは効率が悪すぎる
上の確率表を見ていただくとわかると思いますが、星3因子が出る確率はかなり渋いことがわかります。
ウマ娘のガチャでSSRが出る確率が3%であることを考えるとどれくらい確率が渋いのかがわかるでしょう。
ガチャは10連で回すことができるので、時間はかかりませんが、因子厳選は1回あたり30分はかかります。
特定の因子を出すことがどれだけ大変なことであるかは、容易に想像がつくのではないでしょうか?
一人の厳選に50時間かかる現実
では、仮に因子ループをしたとして一人のウマ娘にかかる厳選の時間がどれくらいのかを計算してみましょう。
1回の育成に30分、狙う因子はスピード★3、ステータスはB以上としましょう。
その因子を持ったウマ娘が登場するためには平均100人のウマ娘を育成しなければいけません。
育成を100回終えるためには50時間もかかります。
因子ループはそのウマ娘を4人育てる必要があるので、因子ループを完成させるためには200時間ほどかかる計算になります。
そこまで時間をかけて厳選しますか?って話です。
もちろん、SS育成をしたり、スピード以外の★3が出たら次のループに進んだりすることで時間は短縮することは出来ますが、それでも1回の因子ループを完成させるためには50時間〜100時間はかかるのではないかと思います。
流石に効率が悪すぎる厳選方法だと思います。
親の因子をこだわったほうがいい
では厳選する時に何にこだわるのかというとそれは親の持つ因子ですね。
青の★3を持つ親は、その影響がその子にも残ります。
なので、親が青の★3を持っているかは非常に重要です。
★2の親を2名で育成してしまうと、その孫は★2のステータスを継承してしまいます。
つまり、孫のステータスは上がりにくくなってしまうわけですね。
厳選時の相性は○で十分。
もし、◎になるようであればなお良いですがそこまでこだわる必要はないです。
相性ボーナスでソートする
親を選択する時にソート機能で相性ボーナスでソートすることが出来ます。
親のウマ娘と一番相性がいいウマ娘はどのウマ娘なのかを確認することが出来ます。
仮に同じウマ娘であっても、順番がバラバラで、相性ボーナスに差があることがわかります。
親を選ぶときは必ず確認しておきましょう。
継承確率を操作できるURA因子
また、最近注目を集めているのがURA因子です。
運要素が強くなりますが、10〜30のスピードとスタミナを上げる効果かがるため、場合によっては青の★3因子よりも能力が上がることがあります。
因子厳選をする時に青因子とURA因子のどちらを重視して継承すべきかという議論がありますが、僕は先にURA因子を厳選したほうが良いと思っています。
なぜならURA因子は継承の親を選んだ段階で継承確率をUPすることができるからですね。
親にURA因子を持ったウマ娘がいない場合には約20%。
親がすべてURA因子を持っている場合には35%〜40%ほどに上がると言われています。
プレイヤー側で操作可能であるため、先にURA因子を持つウマ娘を大量に用意しておいたほうがいいわけですね。
URA因子については一つ記事がかけるぐらい深いテーマなのでここでは割愛しますが、相性◎にするぐらいならURA因子を持つ親を選んだほうがいいです。
重賞ボーナス
また、相性には内部的にポイントがあり、その一つに重賞ボーナスと呼ばれるものがあります。
親が祖父母と同じ重賞で勝利していると相性が良くなりやすい言うものですね。
つまり、できるだけ重賞に出場して勝利しているウマ娘同士を親にしたほうがよいということです。
この方法を使うことでハルウララを相性◎にすることもできます。
相性◎は上振れ育成で使う
では、最後に相性◎はいつ使うのかということですね。
それは上振れ育成をする時に使いましょう。
相性◎は因子継承の確率を上げてくれるためステータスが上がりやすくなります。
因子にはこだわらないが、強いウマ娘を育てたい時には相性◎の恩恵は大きいです。
相性◎でURA因子や継承スキルを多く継承できると強いウマ娘を作りやすくなります。
逆にそういった育成以外では親を相性◎にするメリットはあまりないため、因子ループは不要だと言えます。

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