【大阪万博2025 準備編】予約全滅で学んだ“パビリオン戦争”の真実|舐めたら終わり

すでに大勢の人がいる夢洲駅の出口
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大阪万博の攻略は準備から始まっていた

大阪万博へ行く日が6月に決まった。

もともとは5月に行く予定だったけど、仕事の都合で6月にずらすことに。
ただ5月に行こうと思っていた日はすでに入場が埋まっていて、入場予約は10時以降になっていた。
さすがにこれで人気パビリオンを回るのはきついだろうと思ったので6月に変更。これは結果的に良い判断だったと思う。

モンハン、null2、人気パビリオンは予約が困難

大阪万博の予約は複雑怪奇。なんでこんな面倒くさいシステムにしたのか、担当者を問い詰めたい。

すでに2か月前予約は終わっていたので7日前予約に望みをかける。
「適当に人気そうなところ入れとけば楽しめるやろ」と気軽に予約枠の5個を使ってしまった。

7日前に戻って自分を殴りたいほど甘かった。
「遊びじゃねぇんだよ万博は!!」
そんな万博ガチ勢たちの声が聞こえてきた。

結果は予約全落ち、ひとつも取れなかった。
モンハンもnull2もヘルスケアも見られない。

当たり前だ。万博の来場者は毎日10万人いるのだから、そのうちの10%が予約するだけで1万人だ。とても1日でさばききれる人数じゃない。人気パビリオンの予約は、もはやプラチナチケットなのだ

3日前予約は地獄絵図。情弱は何もできずに震えているしかない

7日前予約で万博の難易度の高さを知った僕だったが、まだ考えが甘かった。
3日前予約というのがあるらしい。これで取ればいいだろうと。

事前に仕様について調べ、0時から予約が始まることは調査済み。

それを狙って、アクセスが集中することも予想済み。1時間半前からログインしてサイト内で待機しておかないとログインすらできない。
放置で強制的にログアウトさせられないように10分おきにサイトを巡回する。
これを知らないとまず競争にすら参加できない。恐ろしすぎる万博。

22時30分にサイトにアクセス。ログインできるのは23時過ぎらしい。
心を落ち着かせてタイマーをセット。10分おきにサイトを巡回する。
よし完璧だ。あとはクリックするだけ──そのはずだった。


0時の地獄と予約失敗の絶望

23時55分…少しずつ時間が進む。59分になる。あともう少しだ。

そろそろ定期的にF5連打をしておこう。
画面の真ん中でくるくると円が回っている。
そしてPCの右下に表示されている数字が0:00となった瞬間。真っ白になった。

これは比喩ではない。白い画面に固まったPC。その前で、僕の脳も沈黙した。
すぐに理解した。「アクセスが集中しているんだ」

F5連打をしても画面は動かず、再び「マイチケット」のページへアクセスするしかなかった。
画面が切り替わった。

「あなたの前には1000人のユーザーが待機しています。」
終わった。

どう考えても人気のパビリオンは取れない。どうすればいいのかわからないまま、時間が少しずつ過ぎていった。
ようやく予約のサイトが表示される。その中でヘルスケアパビリオンが△になっているのを確認した。

急いで予約の操作を完了したが、「チケットをご用意することができませんでした。」
またしても時間を無駄にしてしまった。

そうこうしているうちにも予約はみるみる埋まっていく。
気づけばほとんどの予約が×になっていた。
一部のパビリオンはまだ予約できそうだったが、事前の情報を集めていなかったのでどんなパビリオンなのかわからない。

0時を過ぎて疲れ切った僕は、何も考えることができず、そのままベッドに逃げるように飛び込んだ。

眠れぬ夜と、迎える万博当日

こうして、3日前予約も失敗に終わった。
どっと疲れた頭でベッドに倒れ込んだものの、悔しさと不安が頭を巡ってなかなか眠れない。

「予約なしで、果たして楽しめるのか?」
「炎天下の中で並び倒すことになるんじゃ……」
そんな考えがぐるぐるしながら、目を閉じた。

でももう、あとは行くしかない。
せっかくの日、せっかくのチケット。どれだけ並ぶことになっても、現地でしか味わえない景色や空気があるはずだ。

朝6時、目覚ましとともに起床。
天気は晴れ。僕は自称・晴れ男。きっと何とかなる――そんな気がしてきた。

いよいよ、大阪万博・当日編へ。

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この記事を書いた人

介護職でくたびれがちな日々を送りつつ、
節約とテクノロジーで暮らしを少しでも軽くする方法を探しています。
午後3時、抹茶ラテ片手に、静かな工夫をゆっくりと記録中です。

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