先日、1年ほど学ばせていただいたウェブカツを無事卒業することができました。
簡単に卒業試験の感想について書いていこうと思います。
動画の内容だけでは卒業できない。
まず、はじめに卒業試験の内容を見たときに感じたのは「これ本当に作れるのか?」ということです。
一応、ウェブカツの動画ではフロントエンドとバックエンドの基礎的な知識を学ぶことができますし、それらの技術をどのように利用するかという宿題も出されます。
しかし、それはあくまでも教えてもらったものでしかありません。
料理に例えるなら、料理教室で「目玉焼き」の作り方を教えてもらったとしますね。
おいしい目玉焼きは作れるようになりましたが、それだけではお金は稼げませんね。
学べるのはあくまでプログラミングという名の調理法
卒業試験の詳細な内容は口外しないように言われているので、細かい情報を出すことはできません。
卒業試験の内容を飲食店で例えるなら「店の看板になる商品を考えてください」と問われるのです。
ある程度の商品の条件などは設定されるのですが、最終的なアイデアは自分でなんとかするしかありません。
「目玉焼き」がいくら美味しく作れても、看板商品にはなりませんよね。
看板商品を作るためにはどうすればいいか?
目玉焼きをハンバーグに載せてもいいかもしれません。
さらに、バンズに挟んでハンバーガーにするのもいいかもしれません。
いっそ目玉焼きではなくだし巻き卵にするのもありですね。
しかし、教えてもらったのは「目玉焼き」の作り方だけです。
ハンバーグの作り方やだし巻き卵の作り方は教えてもらっていません。
いくら、「目玉焼き」が美味しく作れるようになっても、合格できないのが卒業試験です。
アウトプットで料理の仕方を学ぼう
僕は卒業するまでにあまりアウトプットをしてこなかったので、卒業試験では苦労したほうだと思います。
なぜアウトプットが大事なのかというと、「教えてもらった調理法で何を料理するか?」ということが卒業試験には大切だからです。
料理というのは、一つの料理だけがうまくてもダメですね。
1食作るにしても、食卓には煮物、炒めもの、スープなど様々食材が並びます。
アウトプットをするということは自分の引き出しをひろげておき、それを他人に提供するためにはどうすればいいのか?
という動線を考える必要があります。
そうなると、プログラミングの知識だけではだめなので、作ったサイトを公開するためにはどうすればいいのか?
新しく追加したい機能があるが、それはどうすれば導入できるのか?
また、サイトに実際に来てもらうためにはどうすればいいのか?
ということを多角的に考える必要があるんですね。
卒業試験では実際にサービスを納品するというながれになりますので、商品として機能していないものは不合格になります。
アウトプットをしておくことで「人に見られるサイトを作成する」という視点でサイトを作る経験ができるようになります。