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みだりに人の師となるべからず、みだりに人を師とするべからず

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みなさんはロザンという芸人を知っていますか?

関西に住んでいる人は情報番組のコメンテーターとしてよくTVに出ているので知っている人も多いと思います。

関東に在住の人もクイズ番組によく出ている宇治原さんは知っているんじゃないでしょうか?

最近はロザンの動画が面白くてよく見ています。

去年ぐらいから芸人さんもT VよりもYoutubeで活躍する人も多くなってきましたね。

最近ではオリラジの中田敦彦さんがYoutube大学でチャンネル登録者数200万人を超えて、もうすぐ300万人になろうとしています。

すごいですね。

でもね。僕もYoutube大学を見たことあるんですが、このチャンネルはあまり好きになれないんですよね。

目次

つまらなくなってしまったYoutube

最近よく思うんですよね。

「Youtubeつまらなくなったな」って。

実際にはどの動画を見るかを決めるのは僕なので、僕がつまらない動画を選ぶようになったんだと思うんですけどね。

ただ、Youtubeのホーム画面でレコメンドの動画一覧が出てきますよね。

そこに出てくる動画のタイトルが全部一緒だったりするんですよ。

8/28(金)は「安倍総理辞任。ポスト安倍は?」っていう動画ばっかりでしたよ。

何でこんなことになるのか?

結局は収益目的で、みんなから注目を集めることができる話をする人が増えてきたんですよね。

T Vでは扱えないようなニッチなテーマでも専門家がいて、そういった情報を見ることができるのが動画サイトの良いところだったと思うんですが、登録者数の多いチャンネルほど、注目度の高いネタを薄い情報量で解説するようになってきた気がします。

みだりに人の師となるべからず、みだりに人を師とするべからず

で、冒頭で紹介したロザンの動画を見ていたらね、なんか僕がYoutubeに抱いているモヤモヤっとした感情の理由がわかった気がしました。

ロザンの動画について簡単に紹介しておくと、インテリ芸人の宇治原さんと菅ちゃんが時事ネタについて簡単に解説して、議論をするっていう動画です。

その中で「【日本の偉人】宇治原が選ぶ「宇治原レベルで賢い日本の偉人ベスト3」パート②」という動画があります。

この中で、吉田松陰の話が出てきました。

宇治原さんが吉田松陰の言葉で好きな言葉が

「みだりに人の師となるべからず、みだりに人を師とするべからず」

だそうです。

簡単に人の師になり、人を師とすることのできるSNSの怖さ

「みだりに人の師となるべからず、みだりに人を師とするべからず」

この言葉の意味は

「簡単に人に教えてはいけない」

「簡単に人に教えてもらってはいけない」

という意味ですね。

この言葉はまさに今のYoutubeの環境を表した言葉だな、と眼から鱗が落ちました。

収益化のために、話題のテーマについて簡単に人に教える動画がたくさんになったYoutube。

これらのYoutubeをスマホで見て、分かったつもりになっている視聴者。

どちらもよくないことだよと吉田松蔭は伝えているわけですね。

なぜ、よくないのかってことはロザンの動画で解説しているわけですが、結論だけ書きます。

他人の意見を自分の意見にして、思考停止してはいけない

「みだりに人の師となるべからず」というのは何となくわかりますね。

中途半端な知識で人に教えてはいけないし、それで集まって先生と呼ぶ人がいたとしてもそこに満足してしまえば、成長がないということだと思います。

ブログ一発当てて、お金持ちになって人に教えてたけど、SNSでインフルエンサーとか呼ばれるようになって、その後アップデートにやられてしまった人とか多そうですもんね。

では「みだりに人を師とするべからず」って何で悪いのでしょうか?

人に教えてもらうことは大切なように思います。

宇治原さんはこの言葉に対して「人の意見に引っ張られすぎてはいけない」という持論を述べています。

SNSなんかで、フォロワー数の多い人のツイートが正しいことであるかのように思ったことはないでしょうか?

最近では、「会社はやめた方がいい」「車は持たない方がいい」というツイートをTwitterなんかでよく見ますが、そんなツイートを見て本当に会社をやめたり、車を売った人もいることでしょう。

会社にいることがいいか、悪いかはひとまず置いておいて、大切なことは今の自分にとって最適な選択だったのか?

ということです。

環境が違えば、趣向も違うのが私たちです。

他人が言っていることは、あくまで一つの意見であって、自分に必要な選択は何なのか?

それを考えることこそが一番重要だという言葉のような気がします。

教えている画像

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