オープンリーグではスキルがいらない?
オープンリーグとグレードリーグの違いは評価値が制限されている点です。
これはどういうことかというと
「ステータスを上げるとスキルが少なくなり、スキルを多く取るとステータスが低くなる」
ということです。
グレードのように貯まったスキルポイントで取れるだけスキルを取得することはできないので、オープンではスキルの評価値を考えた上でそのスキルが本当に必要かを見極めなければいけません。
極端な話をすれば、固有スキルが強いウマ娘であればスキルを一切取らずにステータスを上げておいた方が強い可能性があります。
実際に僕はこんな経験をしたことがあります。
オープンリーグの決勝で予選では負け無しのサクラバクシンオーが「押し切り準備」を発動して、逃げの勝ちパターンに入りました。
予選では「押し切り準備」が発動したあとに負けたことはなかったので勝ちを確信しました。
しかし、その後にスキルなしのタイキシャトルに差し切られたことがあります。
完全に優勝したと思っていたので、かなりショックでした。
オープンリーグではスキルを取らなくても勝てるウマ娘を作ることはできるということは覚えておきましょう。
オープンでのセイウンスカイが勝てない理由
現在、ウマ娘の環境のトップであり逃げの必須スキルである「アングリングxスキーミング」を持つセイウンスカイですが、オープンリーグでは強いと感じたことはないです。
その理由としては逃げの勝ちパターンがスキルに依存するレース展開だからです。
一度、逃げウマ娘の勝ちパターンをおさらいしてみましょう。
<序盤>
「地固め」で先頭に立つ
<中盤>
中盤速度スキルで先頭を維持する
<スパート前>
「脱出術」で迫ってきた先行から逃げる
<スパート後>
「アングリングxスキーミング」で加速し、後方との距離を広げておく
<最終直線>
終盤速度スキルで後方の脚質に差されないように逃げ切る
スキルは発動しないと意味がない
また、オープンリーグでスキルを多く取得する最大の問題点は発動率にあります。
スキルの発動率は賢さに依存するため、セイウンスカイのトレンドとしてはスピードと賢さを1200近くまで上げていることが多いです。
しかし、オープンでは評価値の関係で賢さを上げることが難しいです。
賢さを上げてしまうとスピードとパワーが少なくなってしまい、終盤のレース展開についていけなくなってしまいます。
そのため、賢さは低く抑えるのがオープンリーグの基本になっており、その結果スキルの発動が安定しないレースが多いです。
スキルに対する依存度が高いセイウンスカイは先頭を維持することが難しく「アングリングxスキーミング」の発動が安定しません。
その結果、勝てないレースが多くなります。
発動するかわからないスキルを取るぐらいなら、ステータスを上げるほうが勝率は安定します。
オープンリーグでスキルを取る意味を考える
オープンリーグでも必要なスキルはありますが、そのスキルがどのタイミングでどんな効果があるのかは把握しておく必要があります。
ポイントの使える限り、スキルを取ることができるグレードリーグとは育成の方針が違うので「このスキルはなぜ必要なのか?」は理解して取得したほうがいいです。