MBTIという性格診断をご存じでしょうか?
16種類に分類され、質問に答えることで自分に合った性格傾向を知ることができるテストです。近年では企業の研修や自己分析のツールとしても人気がありますが、実は格闘ゲーム界でも少しずつ広まりつつあります。
2025年のSFL(ストリートファイターリーグ)の選手アンケートにはMBTIに関する質問があり、その結果を整理してみたところ、予想以上に傾向がくっきりと現れていました。キャラ選びの理由やプレイスタイル、さらには勝ち方の美学にまで性格タイプが影響しているのでは?と感じさせる内容です。
この記事では、SFLプレイヤーのMBTIをもとに、どんな特徴が表れているのかをタイプ別に解説していきます。自分のキャラ選びに迷っている人や、練習のモチベーションを上げたい人にとっても参考になるはずです。
※アンケート未回答、または日本語と英語でMBTIが一致しなかったプレイヤーは除外しています。
8割は内向的なI型
まず目立つのは、「I(内向型)」の多さです。回答者の約8割がI型で、外向的なE型は少数派でした。格ゲーは表舞台で戦う競技ですが、実際のトッププレイヤーは「自分との戦い」に集中する内向型が圧倒的に多いのです。研究、反復練習、対策ノート…こうした地道な作業を苦にせず積み重ねられるのも内向型の強みといえるでしょう。
半数はFP型
次に注目すべきは「FP型」、すなわち感情(F)と思いつきや柔軟性(P)を重視するタイプが全体の半数を占めた点です。勝敗や効率だけではなく、「楽しい」「納得できる」ことを基準に戦うプレイヤーが多いのです。キャラ選びに個性が強く出るのも、このFP気質の影響かもしれません。
カリスマプレイヤーが多いINFP(仲介者)
代表プレイヤー
ウメハラ、ももち、sako、鶏めし、カワノ、大谷、ヤナイ
特徴
理想主義で、自分の中の「正しさ」を大切にするタイプ。表向きはおとなしく見えても、内面には強い情熱があります。練習や研究も、自分が納得できる形になるまでやり込む傾向が強いです。
格ゲー的傾向
- キャラや戦法に「象徴性」を求めやすい
- その時代の“主役”キャラを担うことも多い
- ウメハラの豪鬼やももちのEDなど、看板キャラを背負う姿が印象的
まとめ
INFP型は「理想を追う求道者」であり、観客からの信頼感も厚い。格ゲー界のシンボルプレイヤーが多いのも特徴です。
情熱がすごいISFP(冒険家)
代表プレイヤー
ときど、翔、2BASSA、ジョニィ、水派、GO1、あでりぃ
特徴
感覚的で芸術家肌。瞬間のひらめきを大事にし、理論よりも「体感」で戦うことを好みます。観客の心を動かすプレイを自然に生み出せるのもISFPの強みです。
INFPとの違い
- INFP → 理想を追い求める研究型
- ISFP → 目の前の試合に全力を注ぐアーティスト型
ときどが複数キャラを乗り換えながら結果を出す柔軟性は、まさにISFP的。水派やGO1の独創的な動きも、観客を魅了する「冒険家」らしさが出ています。
外向的でアイデア豊富なENFP(運動家)
代表プレイヤー
ふーど、ひかる、えいた、Shuto、もっちー
特徴
明るくエネルギッシュで、人を巻き込む力に長けています。ムードメーカーとしてチームの雰囲気を盛り上げる一方で、自分の直感を信じて大胆なプレイをするのも魅力です。
INFPとの違い
内向型のINFPが「一人で理想を追う研究者」なら、ENFPは「周囲を巻き込む冒険家」。ふーどのトーク力やえいたの豪快な試合運びは、まさにENFPらしさの象徴です。
格ゲー的傾向
- 配信や大会後のコメントでもファンを楽しませる
- 攻めの展開で一気に試合を動かす
- チーム戦では精神的支柱になりやすい
どっしりと構えるINTP(論理学者)
代表プレイヤー
cosa、AQUA、YHC-餅、ひぐち、竹内ジョン
特徴
論理と分析を重んじる学者タイプ。感情に流されにくく、勝敗を冷静に見つめながら研究を重ねるスタイルです。新しいテクニックを編み出したり、戦術を細かく整理するのが得意。
待ちキャラ使いが多いINTP型
- ガイル(ひぐち)
- JP(AQUA)
- ダルシム(餅)
いずれも「相手を理詰めで制御するキャラ」。自分の論理で相手を試すことができるため、INTPが好む傾向にあります。
INFPとの違い
INFPが「理想」を求めるのに対し、INTPは「理論」を追う。似ているようで、プレイの組み立て方がまるで違います。
理論値を求めるINTJ(建築家)
代表プレイヤー
藤村、もけ、ナウマン、ひびき
特徴
長期的な計画性を持ち、戦略的に物事を組み立てるタイプ。淡々とした外見に反して、内面では勝利までの道筋をしっかり設計しています。
INTPとの違い
INTPは「理論を探求する学者」ですが、INTJは「理論を勝利に直結させる司令官」。藤村の堅実さやナウマンの勝負強さは、この違いをよく示しています。
格ゲー的傾向
- 安定感のある立ち回りを徹底する
- 相手の傾向を長期的に分析し、勝率を高める
- 大会の勝ち上がりで真価を発揮
ISTP(巨匠)
代表プレイヤー
さはら、Leshar、りゅうきち、まちゃぼー
特徴
職人肌で、体感的に技を磨くタイプ。理論よりも「やって覚える」を重視し、実戦経験から強さを積み上げていきます。爆発的な一撃や意外性のある選択も得意です。
INTPとの違い
- INTP → 頭脳戦、理屈で動く
- ISTP → 実戦派、体感で動く
Lesharやまちゃぼーの豪快なプレイは、まさにISTP的な「体で覚えた強さ」。勝負所の一撃必殺に光るものがあります。
積極的なプレイスタイルを好むESTP
代表プレイヤー
あきら、うりょ
特徴
大胆で行動力があり、場を盛り上げるエンターテイナー。リスクを恐れず攻める姿勢は観客を熱狂させます。
ISTPとの違い
ISTPが「職人気質の実戦派」なのに対し、ESTPは「観客に魅せるパフォーマー」。試合中の華やかさや勢いの良さが際立ちます。
格ゲー的傾向
- 大胆な読み合いで一気に試合を決める
- 勝負勘に優れ、流れをつかむのが早い
- 派手なコンボやアクションで会場を沸かせる
チームを引っ張るISTJ(管理者)
代表プレイヤー
ネモ、KEI.B
特徴
責任感が強く、秩序や規律を重んじるタイプ。計画を立てて着実に遂行し、安定感のあるプレイを見せます。感情に流されにくく、チームにとって「頼れるベテラン」になりやすいです。
INTJとの違い
- INTJ → ビジョンを持ち、戦略で未来を設計する
- ISTJ → 実務を重視し、計画を着実に実行する
ネモの堅実な試合運びやKEI.Bの落ち着いたプレイは、まさにISTJらしい堅牢さを示しています。
格ゲー的傾向
- チーム全体の安定感を支える
- 実直で堅実な立ち回りが強み
- 大会の長期戦で信頼されやすい
まとめ
SFLプレイヤーのMBTIを分析して見えてきたのは、以下のような傾向です。
- 8割が内向型(I型) → コツコツ研究や練習を重ねられる
- 半数がFP型 → 自分の感性を大事にし、柔軟な発想で戦う
- INFP/ISFPが多数派 → 感覚や理想を軸にプレイするアーティスト気質
- INTP/INTJが目立つ → 待ちキャラや研究型の知性派が多い
- ENFPやESTPは少数派だが華がある → チームの盛り上げ役、観客を沸かせる存在
- ISTJも確認 → 実直で堅実、チームを支える縁の下の力持ち
格ゲーは「努力と才能のスポーツ」ですが、そこに性格の傾向が加わることで、プレイヤーごとの戦い方やキャラ選びの背景に納得がいく部分も出てきます。観戦する側にとっても、プレイヤーの性格を理解することで試合の見え方が変わり、さらに楽しめるでしょう。
自分がどのタイプに近いかを知れば、練習方法やキャラ選択に新しい視点を持てるかもしれません。あなたのMBTIはどのタイプでしょうか?
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