カプコンの名作たちが一堂に会する特別な展示会「大カプコン展」が、大阪・中之島美術館で開催中!
ロックマン、リュウ、モンハンなど、数々の伝説的キャラクターたちと出会いながら、カプコンのゲーム作りのこだわりと進化を体感してきました。
写真OKエリアもあり、見て・感じて・楽しめる、ファン必見の展示内容をレポートします!
写真は撮っていいということでしたが、実際に展示品を目の前にしてみるとそのすごさに写真撮影するのを忘れてしまい写真を撮るのを忘れてしまいました。
内容としてはめちゃくちゃ面白くて、3000円という値段が安く感じるれべるでした。全体を通して2時間ほど見て回りましたが、構想段階の資料なんかは文字も手書きで読みづらいのもあって、じっくり見たらあと1~2時間は楽しめたんじゃないかな?十分に価値のある内容だったと思います。
カプコンの歴史を紐解く
最初のブースではカプコンの歴代キャラクターが歩いて登場するのですが、ロックマン、リュウ、ダンテ、ジル、成歩堂くん、アーサー、ハンターとアイルーなどなどゲームをあまりやらない人でも知っているんじゃないかってキャラクターが登場します。知らないキャラクターも一部いたけれど、カプコンには本当に魅力的なキャラクターが多い。僕も高校生以降はそんなにめちゃくちゃゲームをやって過ごしてきたわけではないから、やったことないゲームなんて山ほどあるわけなんだが、カプコンのゲームに関してはどれも1回はプレイしたこのあるタイトルばかり。
カプコンのゲームっていうのっはゲーム性が面白いだけではなくて、キャラクターが魅力なんだなと感じさせる入場になってました。これはもうワクワクが止まらねーぜ。
カプコンのゲーム作りへのこだわりがすごい
しばらく歩いていくと、カプコンの過去のゲームの資料やゲーム作りへのアプローチについて紹介されていました。その中にダンテのフィギュアも置いてあって写真をパシャリ。すごい出来がいいから10万ぐらいする商品なんじゃないかと思う。

昔のゲームの構想段階のアイデアなんかも展示してあったんだけど、ストリートファイターやモンハンなんかはアイデア段階の資料を見ると、「なんでこんなの作ろうと思ったんだろう?」と感心するぐらい複雑な内容だった。格闘ゲームでコマンド入力で技を出そうとするのは画期的だし、モンハンなんかも、資料を見てみると当時としては画期的なゲームだったんだろうなと感じました。それまでのゲームでは明確に敵がせっていされていた主人公を見つけた瞬間に邪魔しようと襲ってくるもんだけど、モンハンは普段はおとなしく過ごしているモンスターと戦うというゲーム。モンスターの普段の生活を描いたり、巣に入られることでハンターを敵と認識して襲ってくるという発想はそれまでなかったんじゃないのかな?
あとはゲーム作りへのアプローチとして多く紹介されていたのはロックマンでしたね。ロックマンといえば敵の攻撃方法を使えるようになるのでおなじみですが、ドットの時代は表現方法がすくなかったので色を変更することで攻撃パターンを変えるアイデアとか、背景の色を入れ替えて動きを表現しようとするとか、当時の子供たちはこれを見てワクワクしたんだろうなというのを感じる内容でした。
ドット絵を作成するコーナーも合って楽しかった。妻がドット絵を作成する姿を動画で撮影していたのですが、NGということで削除。自分が作ったドット絵はダウンロードできましたのでこちらが僕が作った成歩堂くんです。

あとは過去のパッケージの原画なんかも多数展示してありました。ストリートファイターやヴァンパイアなど当時はデジタルな技術もほとんどなかったわけですから、今のデジタル作品とは違った良さがありますね。


米国版メガマン(ロックマン)の原画もあったwww
これ、日本で発売しても売れねーだろうなぁ。
撮影はしていませんが、過去のゲームのロゴなんかも並べてあったけど、好きなのは初代のデビルメイクライとストリートファイター6ですね。


最新の製作技術
カプコンのゲームを制作するなかでの最新の技術も紹介されていました。
ストリートファイターなんかは最近はモーションキャプチャーで動きを取り入れているみたいですが、そういえばとんねるずの木梨憲武とのコラボで憲麻呂というキャラクターがゲストキャラとて登場したことがあるのですが、そん時に制作現場を紹介していましたが、発売までワクワクしたものでした。20年ぐらい前になるのでその時からモーションキャプチャー取り入れていたのはさすがにすごいことなんじゃないかと思う。
実際にモーションキャプチャーを体験するブースもあって自分の動きに合わせて体や顔を動かしてくれるので、見るだけではなくて体験できるのもおもしろかったですね。(撮影OKのブースでした)

吉田沙保里VSリュウ
今回の大カプコン展は大阪で始まり、愛知、鳥取、東京と開催するようですが、大阪でしか見れない目玉のブースが吉田沙保里VSリュウ。
アールさんの実況もついているので、他のブースでモンハンの映像見てるときにアールさんの声が聞こえてきて「うるせぇ」と思ってしまったwww
吉田沙保里さんは発売直後にもコラボしたことがあって、それがシュールですごい面白かったのですが、今回は実際にゲームに登場して対戦するということだったのですが、技構成が完全に道着キャラでしたwww
これは実直。
開発スタッフのインタビュー
最後のブースはゲームの開発資料と開発スタッフへのインタビュー動画が流れていますが、10個以上の動画があってそれぞれに5分ぐらいありそうな感じでした。
僕は2~3個見てそのまま出口に向かったのですが、全部見ようと思ったらこのブースだけで1時間ぐらいはかかりそうな気がします。
カプコンは新しいジャンルを切り開いてきただけではなく、自分で作った作品を新しく生まれ変わらせることによって飽きることなくゲーム業界の第一線で引っ張ってきたのだと思うのでここのインタビュー動画は価値のある動画だと思います。
自分はストリートファイターをプレイしているのでストリートファイターのスタッフの動画を主に見ていたのですが、スト6のディレクターは元デザイナーだということで妙に納得してしまいました。
スト6は発売してから配信界隈で話題になるヒット作となりましたが、やはりこのゲームはプレイする人だけではなく見ている人が楽しめるゲームになっていると思います。ドライブインパクトやジャストパリィなど視覚的に盛り上がる部分を意図的に作られているなと感じていたのですが、そのあたりが今の配信文化とマッチしたのがヒットの要因だと思いますね。
万博もいいけどカプコン展もいいぞ
とにかくあっという間の2時間だったなと感じました。
キャラはかっこいいし、ゲームのアイデアなんかも学ぶことができるし、体を動かして体験することもできます。
大阪では今万博が開催されており、自分も来月あたりに行く予定ではありますが、こちらの大カプコン展も負けず劣らずの内容になっています。
グッズも良いグッズが多くて、欲しかったのですが、予算の関係で断念しました。
こういうの買ってたらキリがないので・・
大阪は6/22までになってます。
吉田沙保里VSリュウは大阪でしかみれないらしいので、ぜひとも大カプコン展に足を運んでみてくださいね。
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